Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

四国一周 9 鳴門の渦潮

11月8日 続き

穴吹駅から徳島の少し手前の佐古駅で乗り換え、鳴門駅へ。

駅前でしばらく待って鳴門公園行きのバスに乗り換え。

しばらく行くと大鳴門橋が見えてきて、山を少し上がった大塚美術館前で下車。

しかし今日の目的は美術館ではない。そのまままっすぐ歩き、坂を下ると左右に観光船の案内があるが、小さい船の方が面白かろうと右へ曲がる。

 少し行った先にあるのがうずしお汽船。 
切符売り場に着いたのが14時10分、次の14時半はばっちり大潮の時間に当たっている。

時間になったら目の前の乗り場へ移動。

小さな船だけれど全員船べりに並べるほどの乗船率でちょうどいい感じ。

出航したら右に曲がって大鳴門橋を目指す。

 
この橋の下が渦潮が発生する所、ということで橋の下をぐるぐると行ったり来たり。

するとあちらこちらに小さな渦ができ、見ているうちに崩れていく。
漠然と一か所に大きな渦巻ができてそれをずっと見られると思い込んでいたが違うんだ。しかし船の上で揺られながら、あっちにできた、今度はこっちだと見ているのは楽しい。

周りには大きな船も同じように行ったり来たりしているが、海面に近くて小回りも効く小型船にしたのは大正解。

 20分の航海だったけれど寒すぎることもなく、風が気持ち良かった~。

船を降りたらうずしお汽船の先の坂を上がり、鳴門公園バス停の横の階段を上がって大鳴門橋架橋記念館の脇を通ってさらに先へ。
    
すると大鳴門橋のふもとに出て、ここに「渦の道」への入り口がある。

渦の道とは大鳴門橋の橋げたの下にある遊歩道で入場料は510円。

側面は網フェンスになっているので外の風を感じながら海が見え、しばらく行くとガラス床のある展望室がある。

ここに立てば足の下に逆巻く海面が見える、けれどよほど運が良くなければここから丸い渦潮は見えないだろうな。

ということであらかじめ調べてあったバスに乗るべく、急いで来た道を戻ってバス停へ。

 やって来たバスは徳島駅行きだったので鳴門駅では降りずにそのまま終点まで。しかしこのバス、途中徳島空港に寄ったりして1時間半もかかった。鉄道に乗り換えた方が早かったかもしれない。

さて、ぐるりと巡った四国もとうとう最後の夜。
徳島も焼き鳥が自慢らしいので、宿から遠くない評判のいい焼き鳥屋に行ってみると、早い時間ならとカウンターに1席もらえた。

   
ウーロン茶と共に出された突き出しは鳴門わかめ。冷やしトマトを頼むとミニトマトだったのは意外だが、これが甘くてすごくおいしい。
焼き鳥は特にせせりがおいしくて

焼きおにぎりのこの姿にびっくり。しかしこれ、焼き目が多くて確かにいい。

早朝から夜まで、充実した一日だった。


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四国一周 8 うだつの上がる町

11月8日

バースデー切符は昨日で使い終わったが、今日は一日徳島の観光。
がんばって早起きして7時過ぎには徳島駅へ向かった。

ここにもやっぱりアンパンマン

7時35分発の阿波池田行き普通列車で出発し、眉山など見ながら1時間20分。

やって来たのは穴吹駅。ここからうだつの上がる町、美馬市脇町へ行くのだが残念ながらバスなどはなく、駅前に一台だけ停まっていたタクシーに乗り込む。

駅からは10分ほど、農道のような狭い道を行くが、途中吉野川を渡る橋が四万十川で見たのと同じ沈下橋。実際に渡れてうれしい。

脇町の「道の駅 藍ランドうだつ」の駐車場で降ろしてもらい、帰りの列車に合わせてお迎えも頼んでおいた。

駐車場の先はちょっとした公園になっているが、昔はここまで川で町の船着き場になっていたとのこと。渡った先に蔵を使った道の駅があるが、9時前ではまだ開店していない。

道の駅からはまず右手に折れると辻井戸があり、その先には細い川を渡る橋がある。

橋を渡った先、右手にある立派な建物は美馬市の地域交流センターと図書館。
そして左手にあるのが昭和9年に建てられた芝居小屋、オデオン座。

 
普段は中の見学ができるのだが、週末のこの朝はなにやらイベントの準備中で入れない。残念、と見ていたらスタッフの人が親切にちょっと中を覗かせてくれた。壁際の桟敷席が昔風でいい感じだ。

また橋を渡ってまっすぐ進むと、その先が江戸、明治期の建物が残る「うだつの町並み」。

表の格子や、2階の虫籠窓が素敵で

 
なるほどうだつの上がった家がいっぱい。丸みをおびたむくり屋根と

 
たくさんの鬼瓦もこの町の特徴だそうで、鬼瓦の上に飛び出している部分はここに鳥が止まって鬼には糞をさせないためとか、面白~い。

中の一軒、吉田屋住宅は中が見学できるので入ってみる。

吉田屋は江戸時代から藍商として繁盛したということで、土間では藍染めの商品が売られている。
中に入るとちょうどゆるかわふうというアーティストの光彫りという作品を展示中。

作品は凹凸をつけた発泡断熱材の裏からLEDをあてて陰影を表現する、ということだが、正直それほど立体感は感じなかったし、絵柄が自分の好みではなく残念、普通に江戸時代の商家が見たかった。

この脇町は秀吉の時代、蜂須賀家の筆頭家老が城下町を復興したのが始まりだそうだが、江戸時代に大火があって町の大半が焼失、それで防火のためのうだつが多く造られたそうで、そのため現在残る家も江戸中期から明治、大正の物が多いとのこと。

古い家の間に懐かしのボンカレーの看板まであるのがいい。

400mほどの街並みをゆっくり見学したら、道の中ほどにカフェがあったので一休み。

 お兄さんが一人でやっているのんびりした雰囲気のお店、米粉のワッフルもコーヒーもおいしかった。

着いた時にはまだ早くて歩いている人もまったくいなかったこの通りも、帰る頃になってやっと観光客が現れだし、お店も開きだした。

中で大人気だったのがドーナッツ屋。暖簾が出る前から人が集まり始めて、入ってみるとモダンでしゃれた店内。

おしゃれなドーナッツはお高いが、せっかくなので普通のドーナッツとカレーパンを買った所でタイムアップ。

 約束通り迎えに来てくれたタクシーでまた吉野川を渡って穴吹駅へ。

この駅始発の列車の中でいただいたドーナッツはフワフワだった。


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四国一周 7 DMV乗って徳島

11月7日 続き

室戸岬からバスの終点、室戸世界ジオパークセンターまでは10分。

室戸はユネスコジオパークに認定されているということでこんな立派な施設があるのだが、展示はかなり地味。
そして次のバスまで40分もあるのだが、ここにあるはずのカフェは移転してしまって、あてにしていたお昼が食べられない。

 
受付横の小さな売店にかろうじて深海水アイスクリームを売っていたので、これと持っていたお菓子で飢えをしのぐ。岬の周りにも平日では開いていそうな店はなかったし、ここはなかなか大変。

ジオパークからは甲浦行きのバスに乗って40分。

 景色のいい海岸線を走って海の駅東洋町へ。ここには物産館があり、目の前には海水浴に良さそうな砂浜があるが

  
ここに来た目的は世界初というDMV(Dual Mode Vehicle)に乗るため。週末であれば室戸岬から乗れるのだが、平日はここどまりなので仕方がない。

海を見ながら待つこと15分、やって来たボンネットバスのような姿のDMV

ワンマン運転で座席数は18。ここから乗車したお客さんは4,5人だったが、念のためにと事前に予約していたので助手席側の一番前の席を確保できた。

出発してしばらくは普通のバスとして田んぼの中の田舎道を行く。

それが次の甲浦駅でタイヤから車輪に変わって、ここからは線路を走る鉄道になる、と言うわけでDual Mode Vehicle。
車輪の変更は席に座ったまま、車内で案内ビデオが流れるが数分もかからず出発。

途中駅の駅名表示版はサーフボード。きれいな海が見え

まっすぐな線路の先にはごく短いトンネルがいくつも重なっているのが見えて面白い。
海部川を渡ったら阿波海南駅に到着、ここまで24分。

ここからはまたバスとして次の阿波海南文化村まで行くが、ここでJR牟岐線と接続するので下車。

六角形の建物は交流館となっているが、きれいな建物内は無人で観光案内パンフレットぐらいしかない。

次の列車まで30分あるので待っていると、乗って来た車が折り返してまた入って来た。
構内にはモードチェンジを見学するスペースがあるので見ていると

鉄道車輪が出て来てバスのタイヤが浮き上がるのが見えて面白~い。

 運転手さんが周りを一周して確認したら出発。行ってらっしゃい。
このダイヤなら終点まで乗ってまた引き返して来ればよかったが、そこまで考えていなかった、ちょっと残念。

時間になってJRの徳島行き普通列車に乗り込む。

最初はガラガラだった車内も途中から混みだして、2時間で徳島に着く頃には特に学生たちで満員になった。

徳島駅にはすっかり暗くなった18時過ぎに到着。

 なぜかこの日は駅近くのホテルがどこも満室で、新町川を渡った先にある「ホテル Hiwasa」になった。

 
ツインのちょっと広めの部屋が1泊6400円とリーズナブルだが

 
ここはフロント脇がマンガ喫茶になっていて、宿泊者はマンガ読み放題、飲み物もいただける。マンガを読むひまはなかったのが残念。

さて徳島での夕食、今夜は徳島ラーメンにしようとまた駅前に戻る。

 店頭には行列ができているが食券を買って10分ほど待ち店内へ。

待っている間に目の前のもやしをいただくとこれがおいしく、ラーメンは見た目ほどはしつこくないスープがこってりと甘目で、細目の麺が好み。徳島ラーメンは初めて食べたがおいし~。これ、また食べたい。


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四国一周 6 室戸岬

11月7日

高知のホテルは朝食付き。

 セットメニューだけれど和、洋、カレーかサンドイッチから選べてなかなか充実した朝ごはん。

チェックアウトをして駅へ。

駅前には武市半平太坂本龍馬中岡慎太郎の3人が並んでいるが、銅像に見えるこちら、なんと発泡スチロール製なんだとか。
その隣、観光案内所の向こうにそびえる警察署がやけに立派。

高知からは土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線に乗車。

1両のこの列車、アンパンマンではないけれどいたる所やなせたかしのキャラクターだらけで、さらに地元小学生の書道まで展示されてローカル色いっぱい。

線路はずっと海沿いを走り、今日は天気も良くて最高。

 途中、球場前駅でおじさんたちがぞろぞろ降りたが、ここは阪神タイガーズのキャンプ地とのこと。

1時間50分で終点の奈半利に到着。

 
駅とつながる物産館の前にバス停があってここから室戸岬行きが出るが、岬よりも今は「モネの庭」という睡蓮の咲く庭が人気らしい。

お客さんを3人だけ乗せて、このバスも海沿いを走って行く。

室戸岬までは50分。バス停のすぐ近くに観光案内所があるので、まずはそこで大きな荷物を預かっていただく。

 
その脇の展望台に上れば目の前が室戸岬

海べりまで行ってみようと下に降り、振り返ると山の上に小さく室戸岬灯台が見える。

 
その前に立つのは中岡慎太郎坂本龍馬と一緒に暗殺されちゃった人としか知らないが、この近くの生まれなのでこの銅像があるのだろう。

階段を降りて月見が浜へ。

  

室戸岬沿いには遊歩道が整備されているので、次のバスの時間まで歩いてみようと左手に行ってみた。
  
青い海には大きなタンカーなど見え

岩に波が当たると大きな波しぶきが上がって迫力。

名前の付いた岩など見つつ20分弱で遊歩道の終点。

 山側には巨大な弘法大師像がそびえていて
そこから国道沿いをちょっと戻ると御厨人窟という、弘法大師が悟りを開いたとされる洞窟が2つ並んでいる。

 
どちらもごく浅い洞窟だけれど

 こんな景色を見ながら大師は修行をしていた、かもしれない。

さらに国道を戻ると灯台への上り口があるが、徒歩20分では時間がない。

そこで案内所で模型だけ見て、荷物を受け取り

 滞在1時間半で次のバスに乗った。


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四国一周 5 松山~高知

11月6日 続き

11時半、特急宇和島で松山を出発。

さすが四国、自転車も列車に乗せることができる。

1時間10分で卯之町、ここで乗り換え15分。

小さくて無人だけれどとてもきれいな駅で、待合室にはうさぎ絵馬なんてものがある。

ここからの普通列車はゆったりした座席。

30分の乗車で北宇和島着。ここで予土線に乗り換えたのだが乗り換え時間はわずか4分。次の列車にはトイレがないからと高架を渡った先のトイレに行ったらあやうく列車に乗り遅れそうになった。この列車に乗れなかったら今日中に高知には着けず、危ない所だった。
しかも実は宇和島まで特急で行けば1回の乗り換えで済んだのに、駅探ではなぜかこのルートが出たので素直に従ってしまったのだ。研究不足。

ギリギリで駆け込んだ車内の片側はとても長いシート。

向かい側には妙な人形が座り、大きなガラスケースがある。

実はこの列車はフィギュアで有名な海洋堂のホビートレイン、「かっぱうようよ号」とのことで、ケースの中では小さな河童たちが遊んでいるし、お向かいに座っているのも河童の親子だったのだ。

この河童たちと列車は四万十川に沿って走る。

きれいな川の所々で欄干のない沈下橋が見える。

途中駅では「しまんトロッコ」号が停まっていたが、この日はトロッコ車両の運転日ではなかった様子。

松山周辺からこの辺りにはみかん畑もいっぱい。

途中には短いトンネルがいくつもあって

 
所々ではトンネルがいくつも連なっているのも見えて面白い。

退屈することもなく、2時間ちょっとで窪川駅に到着。

降りてから改めてみるとすごい塗装の「かっぱうようよ」号。

20分の乗り継ぎで高知行きの特急あしずりに乗車。

車内で松山城の下で買った霧の森大福でおやつ。この大福、抹茶をまぶした餅の中に餡子とクリームが入っていてとてもおいしく、大満足。

 1時間10分で高知駅に到着するともう夕暮れ。
今夜の宿は駅から徒歩5分の港屋ホテル、7400円。

 
朝食付き、大浴場もあっていいビジホだが、2階の入り口まで階段なのだけが不満。

荷物を置いたらもう暗くなっているのですぐに外出。

ホテルからまっすぐ大通りに出ると市電が走っていて、市内は一律230円。

はりまや橋で一度乗り換えて、やって来たのは高知公園。

頭上に高知城天守閣がライトアップされているが、この時間では当然入ることはできない、と思い込んで上がらなかったが、今調べたら実はまだ間に合ったよう。ここも江戸時代に造られた重要文化財、四国は本当にコンパクトにたくさんの城が見られる。

天守閣だけ見上げて、歩いて行ったのは高知と言えばのひろめ市場。

 
たくさんの店が並び、その真ん中では呑み助たちが盛り上がっているが、飲まない人間一人ではここでは肩身が狭いので、食べたいものだけ買って持ち帰り。

さらに歩くと「日本三大がっかり」のはりまや橋

その近くには当然のごとくアンパンマン

 夕食はホテルの部屋になったが、高知の塩たたきも市場で食べた方がおいしそうではある。


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四国一周 4 松山城

11月5日 続き

道後温泉から戻り、大街道で夕食。
選んだのは「すし丸」というちょっと大きなお店。

 
こちらの松山鮓なるものを食べたい、と松山御膳を注文。

すると最初に出てきたのはこんにゃくとじゃこ天、揚げナスでちょっと寂しい。
続いて出てきた松山鮓は普通のちらし寿司、それより鯛そうめんの方がおいしくて、鯛はそれほど好きな魚じゃない、と選ばなかった松山と言えばの鯛茶漬けにしておけばよかったか、といささか後悔。

 帰りにコンビニで地元産のみかんを買ったらこれが驚くほど甘くて、久しぶりに飲んだポンジュースもおいしい。

今夜の宿は大街道の市電駅から徒歩5分の「松山ニューグランドホテル」、7000円。

 
立派な名前のビジホの一階には温泉浴室があったが、道後温泉で長湯をした後なので入らなかった。

11月6日

今日はいいお天気、松山を離れる前に松山城の見学に行く。

大街道のアーケードを出てそのまままっすぐ山の方へ向かうとロープウェイ乗り場が見えてくる。

こちらのスターは「よしあきくん」。最初に松山城を造った加藤喜明だ。

ここにはロープウェイとリフトがあるが、営業開始の8時半に行くとロープウェイはもう行列ができているし、待たなければならないのでリフトにする。

天気が良くて気持ちいい~。少し上がると天守閣が見えてきた。

ロープウェイの終点からお城まではまだ10分かかる。

 
例によって急な坂を上がって行くとさすが立派な石垣が現れて

   

戸無門、筒井門を通って上がり切った所には広い本丸公園がある。

ここから松山市街が見渡せてきれい。

天守閣への入り口にはまた営業開始を待つ行列ができているので、まずは城の裏手の搦め手を見に行く。

こちらにある乾櫓と野原櫓は1627年の築城当初から現存する一番古い建物らしいが、裏まで回ってくるお客さんはほとんどいなくて静か。

しばらくして表に回ると案の定行列はなくなっているのでチケットを買って天守閣へ。

   

複雑に折れ曲がった本壇を進み、急階段を上がる。城見学は年を取ったらできない。

城内には加藤嘉明はじめ、歴代城主に関する展示も少々。

 
加藤嘉明賤ヶ岳七本槍の一人で最初にこの城の築城を始めたが完成間際に転封、現在残る天守閣は幕末の1854年に造られたものとのこと。

なので複雑な城の構造は戦国期の実戦型、今の天守閣はお座敷天守とか。


しかし立派なお城、松山城がこんなに見甲斐のある城とは、不勉強にして知らなかった。おみそれしました。

団体さんやインバウンドでにぎわう本丸公園を通り

 帰りもリフト。チェアリフトって大好き。

10時半にホテルをチェックアウトして松山駅へ。
駅改札のお向かいには「だんだん通り」という充実した土産物屋街があって

 
ミカンジュースの出る蛇口がここにもあるが残念ながらこれを使う人は見ない。

ここで前日に予約をしておいた駅弁をピックアップ。

 
松山の醤油めしは以前は駅で売られていたものが一時製造されなくなり、そのレシピを岡山のお弁当屋さんが引き継いで復活したものだそう。
次の列車の中で食べたが、醤油風味の炊き込みご飯、おいしい!
松山は松山鮓より醤油めし。


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四国一周 3 道後温泉本館

11月5日 続き

丸亀駅に戻り、松山行きのしおかぜ9号に乗車。
するとこれがアンパンマン列車だった。
  

車内までアンパンマンでまるで幼稚園の送迎車のよう。作者のやなせたかしは高知の人だけれど高松駅にもアンパンマンがいたし、四国中いたるところにアンパンマン
列車は瀬戸内海を見ながら進み、松山まで2時間。

到着した松山駅構内は改装されてとてもきれい。

ただし外はまだ工事中で外に出るのもちょっと大変。

駅前の市電乗り場には次々にきれいなトラムがやって来る。

これに乗って大きなアーケード街のある大街道まで行き、今夜の宿に荷物を預けたらまた市電に乗車。

   するとやって来たのが砥部焼のPR車両で、吊り輪にまで砥部焼が付いているのがかわいい。

乗車15分ほどで道後温泉に到着。かっこいい駅は伊予鉄道の駅。

  

駅前にはここにもアーケードがあって、老若男女、インバウンドもいっぱいで大賑わい。

アーケードの土産物屋などながめつつ行くと、出口の目の前がこの温泉地のシンボル、道後温泉本館

たくさんの観光客がこの前で写真を撮っているが、インバウンドはそれだけで満足らしく、入る人はそれほど多くない。こちらはもちろん入浴が目当てなので入場料をお支払い。今回は「霊の湯二階席」券を購入、2000円。

玄関を入るとたくさんの下足箱が並び、受付のお姉さんの先には長い廊下が伸びている。

  
この途中に一階の神の湯への入り口があるが、そこを通り過ぎて奥の階段を上がる。

   
上がって右へ行くと2階の休憩室。席に案内されるとお姉さんが浴衣とタオル、バスタオルを持って来てくれるので、大きな荷物はここに置いてまずは「霊の湯」へ。

女湯は休憩室脇の急階段を降りた所。内部はHPを見ていただくが、脱衣場も広く、楕円形の浴槽が真ん中にある浴室もこの館内で一番広いとか。
お湯は単純アルカリ泉なのでまったく癖なし、40℃の適温で入りやすく、こちらのお風呂はお客さんもほどほどの人数なのでゆったり入れて良かった。

ここを出たら浴衣を着て、次は1階の「神の湯」へ。
こちらの方が浴槽が小さめのためかお湯の温度は若干高め。ここが有名な神の湯か、という感慨はあるが、脱衣場も浴室も大きくないのであまり落ち着かない。

というわけで適当な所で切り上げて2階の休憩室へ。

 するとすぐにお茶とおせんべいが運ばれてくるのでここで一息。

汗が引いたら着替えをして、次は同じ2階にある又新殿の見学へ。
フランス人のグループが見学中ということでしばらく待たされたが、その後はおじさんの案内で一人で見学。

又新殿は日本で唯一の皇室専用浴室とのことで、入り口ももちろん専用。

  

ご休憩の部屋も豪華で、奥の椅子は天皇陛下専用。と言っても昭和天皇以来、お越しはないらしい。

 
浴室は階段を降りた1階にあり、こんな石造りの浴槽。彫刻がきれいだけれどここに深くお湯を張ることはなかったそうで、あまり気持ちいい入浴ではなさそうだ。

さらに3階も見学できる券なので上に上がると、こちらには個室の休憩室が並んでいる。

  
廊下の一番奥にあるのは夏目漱石が使ったと言われる「坊ちゃんの間」。

 
漱石の写真や掛け軸がかかっているが、大昔に「坊ちゃん」を読んでも田舎の人をバカにした傲慢な人としか思わなかった。「倫敦塔」では自意識過剰で神経衰弱になるし、以来漱石は読んでいない。

滞在1時間で道後温泉本館を出ると外はもう暗くなって、明かりの入った建物は昼間よりも美しい。

坊ちゃんの部屋の障子が派手だったのは現在蜷川実花とコラボしているため。これは暗くなってから見るのが正解。

さらに建物の周りを一周すると派手な障子も悪くはないが、昔ながらの風情を保った側はレトロな街灯も映えて一層いい。
一度は来てみなければ、と思っていた道後温泉は温泉そのものよりも本館の建物こそが魅力的だった。

なぜかガンダムのマンホールのあるアーケード街を通って 
また市電で大街道へ戻った。


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