Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

久々香港出張

2年半ぶりに香港に出張で行ってきた。 初めての日本企業の出張、飛行機は当然エコノミー、4時間の飛行時間なら文句も言えないけどね。某アメリカ企業は無駄に贅沢だったなあ。 お泊りはコーズウェイ・ベイのパーク・レーン。一流ホテルとは言えないが部屋…

チベット人スタッフのこと

西チベットの旅で世話になったスタッフのこと。 まずは英語ガイド。 貫禄があるがこれでもまだ20代。 7歳の時に他の子供たちとコーディネーターに連れられてヒマラヤを越え、インドのダラムサラで10年勉強してきたと言う。本人も家族も大変だったろうと…

西チベットの旅 17

6月30日 カシュガル 午前中は自由行動、なので旧市街に散歩に出た。 エイティガール寺院の裏手にはウイグル人の住居が続く。 狭い通路の両脇の土壁が日陰をつくり、家は扉を閉ざしてよそ者を締め出す。 でも時々開く扉の中にはきれいな中庭が見えて快適そ…

西チベットの旅 16

6月29日 つづき キャンプ地を出発、一路カシュガルへ。タクラマカン砂漠が見えてくる。 遠くには石油精製所の火を噴く煙突がいくつも見える。 そしてとうとう新蔵公路の出発点、アーバーで西域南道に突き当たる。 添乗員が一番うれしそうだ。 道はいきな…

西チベットの旅 15

6月28日 カンシワからクティ 道は険しい岩山が両側に迫る間を抜け、アップダウンを繰り返しながらチベットを離れていく。 今日は天気もどんよりと暗く、景色は灰色一色だ。 4000メートルを越える峠がいくつも続く中、日本人のチャリダーに遭遇。 パキ…

西チベットの旅 14

6月26日 アリからドマル アリを発って新蔵公路をカシュガルへ向かう。ラサに通じる道の中でも最も荒涼としている道だ。 岩山とたまに見る羊以外、何もない道をずっと行く。 お昼になってようやくパンゴン・ツォ到着。 標高4300メートル、東西に113…

西チベットの旅 13

6月24日 ピヤン・トンガ 朝、ツァンダの町を出て、ピヤン・トンガへ向かう。土の山が続く中、かなりの悪路を2時間半かけて行く。 ようやく到着したトンガ村、より正確にはドゥンカル村というそうだ。 グゲ以上に楽しみにしていた遺跡なので、喜び勇んで…

西チベットの旅 12

6月23日 つづき 午後はツァンダ郊外、ツァパランのグゲ遺跡へ。 荒涼とした景色の中に、今は砂の塊と化したような王城がそそり立つ。16世紀にはここに数千人が住んで、交易都市として大繁栄したのだという。 今もその当時の面影を残すのはラカン・マル…

西チベットの旅 11

6月22日 タルチェンからツァンダ 旅のハイライト、カイラス巡礼は終わったが旅はやっと折り返し点。これから自分的にはさらなるハイライトであるグゲへ向かう。 薄雲の中のカイラスを惜しみつつ道を行くと、チベット・ガゼルがお見送り。 一段と広々とし…

西チベットの旅 10

6月21日 カイラス巡礼3日目 朝、目を覚まして外を覗くとまた雪でテントが埋まっていた。 でも空は快晴、周りの山がきれいだ。 歩き出してしばらくして逆方向から回ってくるチベット人とすれちがう。 ボン教徒だ。 すぐに巡礼路3番目の寺、ズトゥル・プ…

西チベットの旅 9

6月20日 カイラス巡礼2日目 昨晩からちらほらと雪が降っていた。朝、目を覚ますと回りは真っ白。 これは峠越えをせず、来た道を引き返すことになるか、と思ったら「これぐらいなら問題ありません。出発です。」とのご託宣。コルラはしたいが、峠は越えた…

西チベットの旅 8

6月19日 カイラス巡礼1日目 いよいよ巡礼開始。朝食をしっかり食べて、車でタルチェンから5キロほどのタルボチェまで行く。今回は平均年齢がいささか高い(!)ということで、ちょっとずるをしたわけ。 タルボチェとはタルチョのつけられたポールのこと…

西チベットの旅 7

6月18日 マナサロワール湖畔からタルチェン この日は久々にゆっくり8時モーニングコール。とは言え、前日早くから寝ているので当然朝も早くに目がさめる。 昨日よく見えたナムナニ峰が今朝も朝日に輝いている。 そして反対側を見ると 雲の合間からカイラ…

西チベットの旅 6

6月17日 トンバからマナサロワール湖畔 この日も5時半起きでうらぶれた町をさっさと後にする。 町を出てしまえばヒマラヤの山々が朝日に輝いてきれいだ。 しばらく行った先のドライブインでお茶休憩。 チャムドから来ているというおねえさんはミキサーで…

西チベットの旅 5

6月16日 深夜、不審な物音に目を覚ました。自分の部屋の鍵が外から開けられる音。 何の音かは認識したが寝起きでボーっとしていると、男が二人、懐中電灯を手に入ってきて、脱ぎ散らして隣のベッドの上に置いた服を見ている。 「えっ」と思ったが相変わら…

西チベットの旅 4

6月14日続き 午後早く、シガツェ到着。 お泊りはシガツェ飯店のチベット部屋。 仏壇まであるインテリアは面白いが、ベッドはあまり寝心地よくない。 以前に一度行ったタシルンポ僧院の観光はパスしてシガツェの街歩きに出てみる。 広い通りに低層のビルが…

西チベットの旅 3

6月14日 ギャンツェからシガツェ。 朝は一番に町を見下ろす山の上の要塞、ギャンツェ・ゾンへ。 20世紀の始めにはイギリス軍も迎え撃った(そしてあっさり敗れた)という由緒ある要塞だが、最近修復されて、中にちっぽけな民俗博物館のようなものと保存…

西チベットの旅 2

6月12日 高度順応のためラサ滞在。 朝起きると食欲は戻ったが頭痛は消えない。1週間は鎮痛剤必携。もともと頭痛持ちなので高所ではいつもこうなる。 まずは足慣らしにポタラ宮へ。 6年前に行った時とは順路が変わっている。 中にはないのがわかっている…

西チベットの旅 1

いいかげん博物館シリーズも飽きたので、今度はカイラス巡礼1周年を記念して西チベットの旅にお付き合いいただこう。 2006年6月10日から7月2日まで ラサからカシュガルまで西チベット横断の旅。 6月10日 朝7時半に成田集合、ツアー・メンバー…

ソウル 国立中央博物館

昨年の11月に行ったソウルの国立中央博物館。 2005年の10月にできたばかりで、世界で6番目の大きさとか。 細長い建物の中央が吹き抜けのガラス天井になった、ショッピングモールのような構造。明るくて清潔感がある。 当初は予定に入れていなかった…

ペシャワール博物館

まだしつこく続く、博物館シリーズ。 99年のGWに訪れたパキスタンのペシャワール博物館。 ガンダーラ美術の宝庫としてあこがれの場所だった。 確かこの前年に仏舎利容器などが日本で展示されて話題になったと記憶する。 ピンクの外観は立派で、内部も広…

上海博物館

はじめてギメに行った時、偶然ご一緒した大阪の博物館の学芸員の方に「中国で一番の博物館は上海」と聞いた。そこで次に出張で行った時、空き時間を利用して行ってみるとすごい充実振り。短時間ではとても見きれないので、今度は上海蟹を食べに行くついでに…

サントリー美術館と北京ダック

六本木での用事が思ったよりも早く済んだので、東京ミッドタウンのサントリー美術館へ。 開館記念の「日本を祝う」に滑り込む。 テーマが「祝う」なので屏風、着物などおめでたい意匠のものばかりで華やか。日本美術がわび、さびばかりではないことを再認識…

パリ ギメ博物館

アンコールつながりで大好きなパリのギメ博物館のこと。 2000年の改装直後に訪れて惚れ込み、翌年また行ってしまった東洋美術の宝庫。 魅惑のアフガニスタン・コレクションについては前に書いたが、ここはアンコールのコレクションも充実している。もち…