Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

鐘山温泉 ホテル鐘山苑

鐘山苑の夕食はお食事処、四季彩ダイニング美厨で。
  
広いダイニングルームの真ん中がオープンキッチンになっていて料理人の働く姿がよく見える。

まずは一献、と父親が熱燗を注文したらこんなものが出てきた。
 
犬やら豚やらの盃は鼻と耳でちゃんと立つようにできている。猫のついた徳利もかわいい~。

お料理のプレゼンテーションもかわいらしくて、かなり女性客を意識している。
  
  
お造りはだし醤油と共に出てきたウニひしおがおいしい。お刺身をつけてもおいしいのだけれど、これは白いご飯にかけたくなった。
  
 
どの料理も特筆すべきところがあるわけではないが、量も程よくおいしくいただける。
年寄りもデザートまで完食していたので満足したものと見える。

食事が終わると観光ホテルらしく、ロビーで霊峰太鼓ショーというのがある。
 真ん中の大太鼓の音が満腹に響く、響く。

皆さん汗だくの熱演だが、演者はみなホテルの従業員さんだそう。
太鼓の演奏の後にはホテル自慢の枕(!)があたるビンゴゲームの司会まで務めて
 いやはや、ご苦労様です。

ちなみに我が一行5人は1人としてビンゴにかすりもせず。
しかしこういう余興まである宿は久しぶりなので、まわりのお客さんたちまで含めて観察するのがおもしろい。

夜寝る前にはこの宿のもう1つのお風呂、元湯大浴場へ。
 こちらの内湯は窓がなく、付属の露天風呂も周りを壁で囲われて展望がない。さらにほとんどの客室から遠いために人気がないが、おかげで人が少なくてゆっくり入れる。さらにこの滝の流れるお風呂の隣には人肌程度のぬるい浴槽があって、どうもこれが加温なしの元湯らしい。塩素のにおいもしないので気に入って長湯をしていたら、上がってからちょっとくらくらしてしまった。さすが温泉、侮るべからず。

暖房の効きすぎる部屋で1泊した翌朝は残念ながらどんよりした曇り空。
これではこの宿自慢の朝焼けに染まる富士山も見られないのでゆっくりバイキングの朝食をいただく。
 選択肢が多くてつい取りすぎる。

部屋に戻ってゆっくりしていたら空が次第に晴れてきた。
 
いくら眺めても飽きない。この山はやはり特別。
そして確かに山梨側から見る冨士は邪魔なこぶが見えなくて、静岡側から見るより美しい。

今回泊まったホテル鐘山苑はまさにこの山を見るためだけの宿で、周りに温泉街があるわけでも、観光場所があるわけでもない。
そこでホテルはなるべく長くお客を宿にとどめようといろいろ工夫を凝らしている。

その一つの押し花しおり作り。
 
色紙の台紙の上に押し花を並べてパウチしてもらうだけなのだが、みんな結構夢中になる。

そして昼食までこちらに滞在。
 
デザートの杏仁豆腐、おいしかった。

今回の戦利品。
 
猫の急須は鐘山苑内の売店で、手の肉球に惚れてお買い上げ。

経営努力の見える観光ホテルは、従業員の教育も良く、なかなか楽しく滞在できた。
でも次はやっぱり秘境系の鄙びた温泉に行きたいな。


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