Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

島根再訪 3 美保神社~鷺浦

1月16日

弾丸オタクツアーの朝は早い。

一日目の出発集合時刻は6時。

 宿の目の前の小さな漁港ではもう船が入って魚の選別が始まっているが、外は真っ暗。

そんな中、宿から歩いてすぐの美保神社が本日最初の見学地。
 これは帰り際に撮った写真で
  
神社に着いた頃は写真も撮れないほどの暗さ。
しかしこの神社は大社造の本殿が左右二棟並立した珍しい造りで、事代主神を祭ったゑびす社の総本社という由緒ある神社なのだ。

 神社を出るころにようやく日ものぼり
 
目の前にそびえる大山の朝焼けをめでつつ、バスの中で朝食のおにぎり。

次に見学したのは黄泉の比良坂。
 
古事記に出てくる黄泉の国への入り口がここ↑というわけだが、正直何の変哲もない所に「神跡黄泉比良坂伊賦夜伝説地」という立派な石碑が建てられ、裏には石碑の建立者の名前が刻まれている。
ここから合流してくださった「出雲神話語り部の会」のガイドさんによると「この人が自分の土地のここが黄泉の比良坂だと言い始めただけですね」とあっさり。

次の見学地も普通の畑の中の木立。
 しかしここは「意宇杜(おうのもり)」と言って、国引きの仕事を終えた神様が杖を立てて「おう」と言ったという、立派な遺跡なのだ。

さらに岩坂陵墓参考地。
 これまた道端のこんもりと木の茂った丘にすぎないのだが、イザナミノミコトの陵墓として宮内庁の管理下に置かれ、調査もできないので「参考地」なのだとか。
出雲神話の遺跡はロマンなのだ。

ここからは宍道湖をぐるっと回って出雲大社方面へ。
日本海に近い山の中でバスを降り、林の中をしばらく歩くとスサノオノミコトが乗ったという「岩舟」がある。
 

その手前の鳥居をくぐるとその先は急な石段。
  
高さの一定しない、すべりそうな石段をハアハアしながら15分も上ると、その先には大きな岩があって、この狭い隙間をすり抜ける。
 そうしてようやくたどり着くのがこの小さな韓竃神社だが、8世紀ごろからの歴史があるらしい。
名前からも地理的位置からも韓国との関係、特に製鉄業との関係が濃厚そうで、大きな岩の隙間を抜けた先の崖の上といういかにもな場所と言い、とてもおもしろい。

秘境添乗員ツアーとしてはとても珍しい(笑)ことに、本日は行程が予定時間よりも早く進行している。 
そこでおまけの見学地と言うことで
 
この崖の下、漁船の並ぶ奥にある猪目洞窟へ。ここからは弥生時代古墳時代の人骨や遺物が発掘されたそうだが、いかにも古代人が祖先を埋葬しそうなところではある。

 
洞窟の前にはきれいな海が広がって気持ちいい~。

この海沿いを走って、次は小さな港町、鷺浦へ。
 
ここにも伊奈西波岐神社という小さいながらも由緒ありげな神社があるが
 
それより昔は北前船でにぎわったという港町が雰囲気がいい。

この町には鵜峠地区と鷺浦地区があるので「うさぎ小学校」や「うさぎ郵便局」があり
 
古い郵便局を改装した「カフェうさぎ」は町の自慢らしく、すれちがったおばさんに「カフェもありますから寄って行ってください」と言われた。

きれいな川沿いの小さなカフェは本当にいい感じで入って見たかったが
 弾丸ツアーのお昼はバスの中でコンビニ弁当なのだった。


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