アマラプラの観光を終え、マンダレー市内に入ってお昼。
1日1麺をお願いしてある(笑)ので、本日はこちらのお店。

調理場前にはビルマ語でたくさんのメニューが並んでいるが、ここの得意料理はモーゴ式のミーシェだというのでそれを注文。
モーゴとはマンダレーの北にある町で宝石の採掘で有名なところ。中国系が多い所らしく、この料理もそうめんのような麺に甘酸っぱい汁がかけられとてもさっぱりしている。鶏肉がふんだんに乗っているので麺にしては高級な1000チャット(約100円)。
ついでに言えばマンダレーの町も宝石取引きが盛んなので住み着く中国人がどんどん増えているとのこと。
ぼやぼやしているとこの国は中国人に乗っ取られてしまうんじゃないか、と余計な心配をしてしまう。
ホテルでちょっと休んだ後はマンダレー市内の観光へ。
シュエナンドー僧院は19世紀後半にマンダレーに遷都したミンドン王の居室だったが、その死後に息子のティボー王によって王宮外に移築され、おかげで第二次大戦で王宮が焼けてしまった後も無事だったとか。
移築された後は僧院として使われていたそうだが、細部の装飾が見事。



ちなみに左がミンドン王、右がティボー王。ティボー王は後継者争いに際して最も無欲だったので父親に選ばれたのだが、野心的な王妃の尻に敷かれ、無能でもあったのでイギリスに国を乗っ取られてインドに亡命、ビルマ最後の王様になってしまった。当然、人気はない。
次に向かったのは同じく19世紀半ばに造られたクドードゥ寺院。
華やかなエントランスを入り、境内の真ん中には例によって金ぴかの仏塔がそびえるが
仏塔の周りには何列もの小さな祠が並び、その中には両面に経文の掘られた石碑が一つづつ納められている。
全体像は模型で見なければよくわからないほど。 陽もだいぶ傾いてきたところで定番観光地、マンダレーヒルへ。

下から徒歩で登る階段もあるが、我々は途中まで車で登り、やたら立派なエスカレーターに乗って230メートルの頂上へ。

てっぺんにはキンキラの寺院があり、四方に仏様がいらっしゃる。
ここからは360度周りの平野を見回すことができるが

まるでホワイトハウスのような建物の向こうに広がる半円形の敷地はマンダレー刑務所。でかい。

バガン同様、ここにも夕日を見ようと外国人観光客が大勢集まっているが、面白いのは外国語を勉強中の若い学生たちがやはり大勢来ていて、みな積極的に外国人に話しかけていること。

呑気に景色を見ている坊主たちもいれば、やはり一生懸命英語で話しかけているお坊さんたちも。
この前向きな姿勢、どこぞの国の若い子たちにも見習っていただきたいものだ。
そうこうしているうちにエラワディ川の向こうに夕日が沈む。そして今夜の夕食は街中のこちら。
Aye Myit Tar Restaurant簡素なイスとテーブルがぎっしり並ぶ、ごく庶民的なミャンマー料理屋。

席に着くと何も注文しなくてもサラダ類が並べられるが、これがまずおいしい。
そしてメインには魚のカレー(左)とエビのカレー(写真なし)、鶏モツのカレー(右)を注文したが、レバーと砂肝の鶏モツカレーがくさみもなくねっとりとして絶品。ガイドさんが自分用に追加注文したぐらいだからミャンマー標準からもかなりおいしかったと思われる。ちなみに我々日本人はすべての料理をシェアしていたが、ミャンマーではセットで出てくる副菜はシェアして、メインの一皿は別々にオーダーして一人で食べるものらしい。
またご飯をおかわりする時は、皿が空っぽになる前によそってもらわないといけないとか。
今日もおいしく一日が終わった。