バスの旅の後は久しぶりに奈良に行こうかとも思ったが、友人のいる京都へ。
しかし外国人観光客が急増しているためか、宿はどこも高くてお財布にやさしくない。
そこで検索しまくって決めたのは京都駅から徒歩圏内、河原町七条にあるゲストハウス 「しづやKyoto」
狭い路地の突き当りにあるこちらの宿。正面が母屋、右手が離れと2つに分かれているが、今回は女性専用の母屋へ。

引き戸を開けると和モダンなロビースペース、すぐに案内された2階も白木ですっきり。

割り当てられた部屋のドアを開けると両腕も伸ばせないほどの狭い廊下の先に今度は背を伸ばせない穴倉の寝床スペース。
つまり1部屋を前半分は左右に、奥の半分は上下に分けて2部屋にしているわけで、壁の仕切りなどはベニヤの安い造り。
しかし共用のバスルームやトイレ、洗面所などはおしゃれに作っていて、このセンスはさすが都というべきか。
女性ばかりなので夜も静かだし、ふとんもきれいだが、木の床に布団一枚はさすがに固く、これでもセミダブルの大きい方の部屋で5400円、じゃらんのポイント割引で3200円で泊まれたのでよしとするが、次回はもうちょっと考えよう。
10月22日
友人たちと約束したのはお昼、それまで時間があるのでまずは京都駅に荷物を預け
野菜ジュースの朝ご飯。市バスに乗って、やって来たのは二条城。
ここには確か高校の修学旅行以来なので、口にするのも恐ろしいほどの時間が経っている。

こんなところだったか、と唐門をくぐり、二の丸御殿に入ると周りは外国人の団体だらけ。
修学旅行生ももちろんいっぱい来ているが、自分が覚えていたのはウグイス張りの廊下だけと言う情けなさ。
こういうところはいささかの知識があって来た方がおもしろい、と今更ながら実感する。
この御殿内の障壁画は複製に置き換えられてしまっているので、御殿を一巡した後は展示・収蔵館へ。

こちらではオリジナルが少しづつ公開されているそうで、この時は季節柄秋の情景の襖絵が何点か。
それほど大きな展示室ではないが来る人は少ないし、中央に畳スペースがあって座ってゆっくり見られるここはいい。
まだ時間があるので庭の方へ回り、

さらに奥の本丸御殿から天守閣跡まで。

二条城ってこんなに広かったのね、とくたびれてしまうが、外国人の皆様は自撮りに余念がない。

紅葉にはまだだいぶ間があったが、今頃はどうなっていることやら。
時間になって友人に連れられてきたのは二条城からほど近い「グリル フレンチ」。
和食以外と所望したので洋食屋さんだが、外観はまるでデザイン事務所かなにかのよう。玄関を入ってすぐに2階へ上がるとカウンター主体のこじんまりしたスペースで、

野菜のミルフィーユ、カニ、サーモンの前菜にかぼちゃのスープ

ハンバーグとエビフライにプリンという王道の洋食ランチ。
上品で大人の昼食を堪能しつつ、まだしゃべりたりないので喫茶店を求めて近所をうろつくと

金色の鳥居に屋根瓦にまで「金」の字の入った神社が出現。
ここ御金(みかね)神社はお金の神様だそうで、そのためかこんな小さな神社に参拝者がひっきりなし。
もちろん自分も拝んでおいたが
一番ご利益があるのは商売上手なこの神社自体だろう。この日行われていたらしい時代祭には目もくれずに楽しく過ごさせてもらい、帰路は京都駅からバスに乗って伊丹へ。
バスはもう堪能したので、飛行機で東京へ戻った。