リゾン・ゴンパからはほんの30分で幹線道路から山の方に入ったマンギュ村へ。
ここに来るのは2007年以来、11年ぶり。
眼下にきれいな畑が広がる景色は変わらないが

ゴンパへの看板も立った村の中には以前はなかったゲストハウスなどもできている。
そしてめざすお寺に来てみると
2007年にはこんな感じだった外観が

壁はきれいに塗り直され、脇にはきれいな宿泊所ができて、表ではタイル貼りの工事をしている。
なんでも近々どなたかリンポチェがいらっしゃるそうで、その準備のためらしいが、ラダックではえらいお坊さんが来るとなると道から何から整備して大変なのだ。
鍵番のおばあさんに扉を開けてもらって、2つ並んだお堂のまずは右側のドゥカンへ。

ここは正面に仏像の入った棚が置かれ、その周りの壁は曼荼羅に覆われている。

ただし状態はあまり良くなくて、稚拙な修復をされてしまっている部分もあるのが残念。

それでもラピスラズリの青が美しく、よく見れば明らかにカシミール様式の絵も残っている。
この隣のお堂はチューチクザル、観音堂。

アルチにそっくりな彫刻の入り口を入れば
ここも正面に千手観音の納められたガラス棚。

まわりはやはり曼荼羅だが、こちらの方が状態が良くて12世紀ごろのオリジナルのままの部分が多い。

入り口脇や、入って右手の曼荼羅もいいが
左手のブルーが美しく、その横にある上下2つの観音像。

特に下段の白い観音様にまたお目にかかりたくて再びやって来たのだ。
記憶とはいい加減なもので、もっと大きくて上の方にあると思っていたのだが、美しさは変わらない。
2つのお堂の両脇には小さな部屋があって、まずは右手。

大きな菩薩像の腰衣にはよく見ると仏伝が細かく描かれ

四方の千仏画の中にも美しい菩薩像がある。
そして左手、こちらは前回訪問時には不覚にも見逃してしまったところだが

こちらの大きな菩薩の両脇の壁画
これは素晴らしい!

後ろの壁などはもう崩壊寸前だが、創建時にはどれだけ華やかだったことか。
たっぷりとお堂の中を堪能させていただき、外のチョルテンもチェック。
ここも外側は化粧直しされているが

内部は以前と変わらず、リンチェン・サンポの姿も見える。
マンギュ、やっぱり再訪してよかった!