Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

19年秋の関西 1 姫路城

ブログ仲間のtrintrinさんから奈良国立博物館の「正倉院展」のお誘いがあった。

先日東京で開催中の正倉院展に行ってお宝のごく一部を見たし、奈良でも一度見てみたかったので、これもご縁と関西まで足を運ぶことにした。

しかしせっかく高い交通費をかけて関西まで行くなら「正倉院展」だけではもったいない、と欲を出すのはいつものこと。
そこで今回は今まで行ったことのない姫路へ行ってみようと思い立って新幹線に乗り込んだ。

出発した東京はどんより曇っていたけれど
 新雪をかぶったばかりの富士山を通る時には見事に晴れた。

さらに途中は景色もけぶるほどの曇天だったのに姫路到着頃にはまた晴れてきて、やっぱり自分、持ってるわ!

 
と降り立った姫路駅は2階に木材を多用した展望デッキがあって
 
それと言うのも駅の真正面に姫路城が見えるから。道路も駅も、この眺望のために作られているよう。

さて、大スターは見えているがお昼を回ってお腹が空いている。
そこでまずは腹ごしらえ
 と、駅前から伸びるみゆき通りというアーケード街に入るが、目当てにしていた店が見つからない。
そこでもう一つ目星を付けていた「夢乃蕎麦」と言うお店へ。
 こちらは大手前通りに面した「ヤマサ」という蒲鉾屋さんの直営だそうで、2階の入り口を入るとカウンター主体の小さな店。券売機があって、名前の通りおそばがメイン。
しかし自分が食べたかったのは姫路おでんなのでおでん5種盛りを注文。
 
するとお城の形をしたこんにゃくと大根、黄身が半熟の卵がデフォールト、あと2種はお好みでというのでつくねとゲソ天、ちょっと物足りなかったので牛すじも追加した。

姫路おでんのつゆは関西風の薄口。大根などお汁がよくしみてこのままでおいしいが、姫路の特徴はしょうが醤油をつけることとのことで、テーブルの上にはおろししょうがのたっぷり入った甘口の醤油の壺が置いてある。これはこんにゃくや、特に牛すじによく合う。
青森には生姜味噌をつけるおでんがあったけれど、しょうが好きなので醤油もあり。

お腹を満たしてお城の入り口へ。
 
大勢のツアー客や外国人と一緒に門をくぐると

早速青空をバックにお城の全景が見える。
 進むにつれて城を見る角度が変わるが、どの角度から見ても美しい天守閣。

 
お城の中には靴を脱いで入場。
 狭い急階段をどんどん上っていくが
  
  
  
 
さすがオリジナルのままの姫路城、外観だけではなく内部も美しくて、コンクリートなどで復元された城とは大違い。

動線も良く工夫され、誘導員も大勢いるが
 さすがに狭い天守は見学者であふれかえっている。
その隙間を縫って外を眺めれば
 
西の丸や大手前通り、駅まで良く見える。

上がってきたのとは別の階段で下へ降りると
 
途中にはお城の構造がわかる模型や城下のジオラマ、修理の歴史などの展示もあって、今まで見たお城の中で一番見ごたえがある。

 
天守閣の真下から見上げる姿もすばらしく、これはさすがに来る価値があった。

 門を出て下って来るとお菊井戸というのがあって、播州皿屋敷のお菊が投げ込まれた井戸だと言う。
しかしこれ、「番町」じゃないの?と思ったら、この皿屋敷伝説、日本全国にあるのだとか。

 お城の見学を終えたらお堀端を少し歩いて西御屋敷跡の「好古園」へ。
こちらは平成4年と最近に作られた回遊式日本庭園。
 
ちまちまとたくさんの植物が植えられているが、正直花の季節でも紅葉の季節でもないとここはあまり面白くはない。

さらにお堀端を反対方向に行き
 
シャチホコの間から城を眺め、姫路市立美術館の向こうにそびえる姿も拝見。
 美術館のレンガ造りの建物は明治38年に作られた陸軍の倉庫で、市役所として使われていたこともあるそうだが、ここは中のカフェでお茶を一杯いただいただけでタイムアップ。

本当にお城を見るだけの姫路滞在になってしまったが、城マニアでなくても姫路城はすばらしかった。

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