Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

初めてのメキシコ 18 ディエゴの家とUNAM

1月31日 続き

昼食の後はウーバーを呼んで、今度はディエゴとフリーダが結婚後に住んでいた家へ。

 
邸内にあった模型がわかりやすいが、閑静な住宅地にあるサボテンで囲まれた門を入ると敷地内には建物が3つある。
ここはディエゴ・リベラフリーダ・カーロが結婚後の1932年にファン・オゴルマンに依頼して建てた家。
一番大きな赤い家はディエゴ、青い家はフリーダと別れて暮らしていたそうで、この二人の複雑な関係を象徴しているように思える。

門を入ってすぐにあるディエゴの家のピロティで入場料45ペソを払って、まずは外階段から2階へ。
 
すぐにある小さな寝室は、ここでディエゴが亡くなったとか。

そのすぐ脇が吹き抜けになった大きなアトリエ。
  
  
 
いかにもメキシコらしい民芸品や不思議な人形がいっぱいで、不気味と言うよりは楽しい。

 
屋上に上がると隣の青い家と渡り廊下が繋がっている。

そこで次はフリーダの家の方へ。
  
こちら、小さなキッチンや洗面所などもそろっているが、室内にはフリーダの大きな写真と書簡が少し展示されているだけ。
離婚してすぐに再婚した1940年以降はフリーダの健康状態が悪化したので、階段の多いこの家に住むのは無理だったのだろう、ディエゴもコヨアカンの青い家に引っ越したそうで、こちらは主にアトリエとして使われていたらしい。

もう一つの離れもアトリエらしい大きな窓の建物。
  
  
モダンな造りが素敵だけれど、こちらの施設にはスペイン語以外の説明はなく、なぜか電波の入りも悪くて翻訳アプリが使えず、いまいち詳細がわからなかったのが残念。

フリーダ・カーロは以前から好きだったが、教育省の壁画を見てから俄然ディエゴに興味がわき、フリーダはあの才能に惚れたのだろうと理解もできたし、2つの家を見て二人の運命的なつながりにも一層興味を持った。
大きな壁画は動かせないし、ディエゴの絵をもっと見るにはまたメキシコに来なければいけない。

ここからまたウーバーで移動して、今度はメキシコ国立自治大学(UNAM)へ。

ものすごく広い敷地内に入るとやがてメキシコ・オリンピックのスタジアムが見えてきて
 
そのお向かいの駐車場の端に世界遺産マークが。
UNAMは1551年創設という歴史ある大学だが、1950年代に多くの建物が建てられ、壁画などもあるその文化的価値が認められて2007年に世界遺産に登録されたそう。

まず右手に見える建物が本部棟。
 
手前の低層棟に描かれた腕と、高層棟のコンドルはシケイロスの作品。腕の反対側には一番有名な壁画があったらしいが、これは見逃してしまった。

というのも左手に建つ有名な中央図書館にすっかり目が奪われていたから。
  
  
 
四面にびっしりとモザイクで描かれた壁画の作者は先ほどまでいたディエゴの家の設計者、ファン・オゴルマン。
メキシコの歴史などを描いた中にはオリンピックマークも見えて、見上げているのは大変だけれど面白い。

 図書館の中にもノーチェックで入れるが、学生さんたちが真面目にお勉強しているのですぐに退散。

外の広ーい芝生のあちこちではたくさんの学生たちが思い思いにくつろいでいて、図書館の下から校舎へは屋根付きの廊下が伸びている。
  
  
この廊下では本や文房具はもちろん、服や下着、飲み物やらお菓子やらあらゆるものが売られていて、メキシコは少しでも隙があれば物売りが現れると改めて感心する。

キャンパス内はとんでもなく広いのでシャトルバスもあるようだが、よくわからないので最寄りの地下鉄駅まで歩くと20分もかかってしまった。最後にもう一度地下鉄に乗るとメトロカードの残高は6ペソ、我ながらよく使った。

アパートに戻る前に何かちょっと食べようと、グーグルマップで評判の良かったジェラート屋に行ってみた。
  おしゃれな店で英語もよく通じるけれど
 3フレーバーで95ペソ(約700円)は高かった。
おかげで残った現金も使い果たし、最後にもう一度食べようと思っていた屋台のタコスを食べ損ねた。

この後はアパートに戻り、親切なオーナーのおかげでシャワーを浴びることもできて20時前に出発。
ウーバーで空港までは280ペソ(約2100円)、この時間でも道は混んでいて1時間かかった。

チェックインを済ませたらプライオリティパスで入れるアエロメヒコのサロンプレミア・ラウンジへ。
  
 
落ち着いた照明でかなり広いラウンジ、お味噌汁まで置かれたダイニングの品ぞろえはいささか寂しいが
 
最後にもう一度トルティーヤ・スープをいただいて搭乗。
ほぼ満席の東京行きは、早着を避ける時間調整をしただけで今度はちゃんと飛んでくれた。

今回のメキシコからの戦利品はこちら。
 
コカコーラはメキシコ産は他とは違っておいしい、とガイドたちが口を揃えるので買ってきたが、日本のものと飲み比べても少し甘いかなと言うぐらいでよくわからず。お土産に買ったビールは恐ろしくまずく、チーズは塩気が強すぎた。六角形の箱に入っているのは板になったココア。溶かすのはちょっと大変だけれど、これはシナモンが効いてなかなかいける。
 しかし今回一番気に入ったのはシウダデラ市場で買ったボウル。
ちょっとゆがんだ形だけれど、縁に乗った鳥がかわいすぎる。

メキシコは今回が初めての訪問だったが、一人でもまったく問題なく動き回れることが分かったし、メキシコシティだけでもまだまだ行きたい所がいっぱい。
絶対にまた行こう。


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