大阪・関西万博開催記念として奈良、京都、大阪でそれぞれ特別展が開かれているので、京都を基点にすべて回って来た。
まず最初に行ったのは奈良国立博物館の「超国宝」展。

こちらはもちろん奈良らしく仏像が中心で、本来のお住まいのお寺や東京の展覧会でお目にかかった仏さまも多かったけれど、さすが国宝ばかりとなるとものすごい充実度。
平日のお昼ごろではそれほどの混雑ではなく、鑑賞相手が大きな仏像ということもあってしっかりマイペースで見られて大満足。
次は京都国立博物館の「日本、美のるつぼ」。

副題に「異文化交流の軌跡」とあるが、パリやロンドンで20世紀の初めに開催された万博に出展されたものから始まって古代から朝鮮や中国の影響を受けつつ発展した日本の文物という流れ、後半はともかく最初の部屋とのつながりが悪くてちょっと面食らう。
新館は広々として動線も良く、人も少ないので見やすかったが、お宝のほとんどは奈良と大阪に行ってしまっているので正直あまり見どころもなく、あまり見ごたえがあるとは言い難い。
そして最後は実はこれが見たくて関西に遠征した大阪市立美術館の「日本国宝展」。

市立とは言えとても立派な建物、しばらく改装のために休館していて、この展覧会はリニューアル記念でもあるらしい。
日程の関係で土曜日の展覧会初日に当たってしまったのは大失敗。日時指定の前売り券を買っておいたのだがどれだけ人数制限をしているのか、館内は大混雑。
それ以上にあきれたのはこれだけ混雑しているのに「自由参観」と称して室内の動線を定めず、おかげで巻きものや洛中洛外図屏風など左右から見物人が押し掛けて流れず、スタッフによる誘導もない。
また説明書きの配置もひどくて、薄暗い室内なのに足元に貼られているものも多く、これを読もうとするとかがまないと見えないのでまた渋滞する。
展示物は本当に国宝ばかり、はにわから仏像、書画、刀剣など幅広く、もう10年以上前に東京国立博物館で開催された国宝展とはちがう出展なのだが、あまりのオペレーションのまずさに途中から気持ちが萎えてしまって実に残念だった。
と文句も言いつつ、この三展で見た国宝が178点、重要文化財が58点。
これ以外にも博物館に行った関西遠征記はまたのちほど。
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