Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

25年春の台湾 5 嘉儀市内散歩後編

3月26日 続き

檜意森活村を出てまた少し北へ歩くと山から檜を運び出した阿里山鉄道の北門駅が正面に見えてくる。

 
扉や窓枠の水色がかわいい駅舎は1912年に建てられたもの。海抜31mの標識もある。
このかわいらしい駅舎は残念ながらもう使われてはいなくて

 
今は線路の反対側に見える新しいビルの前のプラットホームが使われている。

駅前に残る木造の駅員住宅の前を過ぎ、踏切を渡って線路沿いに少し行くと

 
阿里山森林鐵路車庫園區というのがあって、入り口に人はいるが見学は自由。

線路沿いに伸びる敷地内には車庫や小さな転車台

  
古ーい機関車なども保存されて、客車がトイレになっていたりもする。

ここを出てまた少し行くと阿里山林業村という公園があって

 
他には何もない公園だけれど、ここに「森林之歌」というオブジェがある。

  
木とスチール、籐などで作られたこのオブジェ、中に入ると天井の影が日時計のように映ってとてもきれい。周りがちょっと座れるようになっているので

 ここで持参した飯糰でお昼。
これは朝、文化路のフードトラックで買っておいたもの。

 
なにやらTVでも取り上げられたと書かれたこの飯糰、黒米に卵や油条が入って、目を付けていた通りおいしい。

これを食べたのがちょうどお昼、北回帰線上にある嘉儀はさすがにもう暑い!
そこで近くに見える大きなショッピングモールで涼もうと道を渡ると歩行者信号が目に付いた。


ちょこまか動く絵が女の子バージョン。下の男の子バージョンと比べれば違いがわかる。こんなのは他で見たことがない。

しばらく休憩したら次は台湾花磚博物館へ。

 
地味な外観の建物、入り口も小さく、目立つ看板もないので気を付けていないと通り過ぎてしまうが、ブザーを押して扉を開けてもらう。

花磚とはマジョリカタイルのこと。中に入ると壁一面タイルだらけ。

  
マジョリカタイルとは元々イギリスで生まれたが、1920年代から日本でも作られて東南アジアやインドなどに盛んに輸出された、とは多治見のモザイクタイルミュージアムで勉強した。ペナンでもたくさん見たが、台湾でも日本統治時代に人気があり、台湾ならではのデザインも発注されたとか。

    
2階に上がると室内の再現とともにこの博物館のオーナーが取り壊される古民家からタイルを救出した様子なども展示されていて、ほとんどボランティアのように収集したらしい。

入場料が100元かかるが、中は主に女性のお客さんでいっぱい。1階中央では複製タイルやタイル柄のグッズも買えて、小さいけれどなかなか見ごたえのある博物館。

暑さに負けてこの後はしばらくホテルで休憩、5時になったら早めの夕食を摂りに出かける。

やってきたのは文化路からわずかに曲がった所にある「林聰明沙鍋魚頭」と言う店。

 ガイドなどに必ず出てくる店で、混みそうなので早めに来た。おかげですぐに案内してもらえたが、よほど人気があるのだろう、写真の本店の隣近所、3,4軒のビルがこの店の食事処になっていて

 
自分が案内されたのも2軒ほど隣のビル。まだ空いている店内には一人客も多い。
と言うのもこちらの「鍋」には一人用がちゃんとあるので、自分も鍋と火雞肉飯、それに三色蛋というのを頼んでみた。
 
三色蛋はピータンと塩漬け卵と溶き卵を蒸したものだそうだが、これはあまり味がない。
そしてメインの鍋、ネタとして魚頭を頼んだつもりが魚肉になってしまったが、一度揚げてから鍋で煮込まれた魚、おいしいけれど淡水魚らしく小骨が多くて食べるのはなかなか大変。それよりしっかりコクのあるスープで煮込まれたクタクタの白菜や豆腐、豆皮などがおいしくて、これ全部で240元(約1080円)なのだから人気があるのも当然。

この店では自分で器を持って行けばスープを継ぎ足してもらえるそうで、隣のテーブルのお兄さんも継ぎ足しに行ったが、その間に残っていた他のおかずを帰ったと思われて下げられてしまって、後で店の人が平謝りしていたのはおかしかった。

 帰る頃にはやっぱり店頭に行列ができていた。


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