Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

駅からハイキング@高輪ゲートウェイ

JR東日本「駅からハイキング」というイベントをやっている。
JRの駅から名所などを巡るコースがいろいろ設定されていて、ただ歩くだけなので参加は基本無料。
一度参加してみようと思っていたらGW明けから高輪ゲートウェイの周辺を歩くコースが設定されているので、新駅も見たいと行ってみることにした。

高輪ゲートウェイ駅は何度も通過しているが、降りるのは初めて。

 ホームから2階に上がって外に出る構造になっているが、階段の上から見るとガラス天井でヨーロッパの駅っぽい。木が多用された内装はまだ新しいのできれいだけれど、設計は隈研吾だそうで、またかと言う感じ。

改札を出ると目の前にテーブルが置かれてイベントの受付をしている。

 
と言ってもスマホのアプリでスタートボタンを押すだけなのだが、群がっているのはシニアばかりなので、アプリの説明からされている人もいる。アプリにも地図が出るが、今回は紙の地図ももらえて、歩き始めるとこの地図を持った人がいっぱい。こんなに人気のあるイベントだったのか。

 駅を出たら真新しい高輪ゲートウェイシティのビルを見上げて、その横をまっすぐ行くと5分ほどで泉岳寺

 
門の天井の龍を見上げて境内に入り、本堂の左手にあるのが赤穂浪士たちの墓。

 
血染めの梅だの、首洗い井戸だのおどろおどろしい名前に思わず笑ってしまう。
この先に浪士たちの墓があるが、以前に来たことがあるし、無料だったはずが今は線香料300円というので今回はパス(ケチ)。

ここから伊皿子坂に向かって坂を上がって行くと途中に宮殿のような幸福の科学の施設があったり

 
メリーロード高輪と名付けられた泉岳寺の裏の道沿いにはかっこいい消防署があったり。

その先には味の素の研修センターがあって、この中に「食とくらしの小さな博物館」というのがある。
   
予想通り味の素の歴史を紹介した施設だけれど、今や世界中で見かける味の素、創業者の鈴木さんは特許取得した早々にアメリカに進出したというから大したもの。

  
江戸時代の花見弁当やにぎりずしがおいしそうだ。

さらにまっすぐ行くと目立たない建物だが「物流博物館」というのがある。
普段の入場料200円がイベント参加者は100円、シニアはさらに50円というので入ってみると

 
江戸時代を中心にした物流の歴史の説明が面白くて、最近ちょっとはまって続けざまに読んでいる歴史小説でも昔から想像以上に人々がうろちょろしていたのがわかる。それでもいくら山がちな地形とは言え、明治時代まで車輪を使わなかったのが不思議。

 
地下の現代の物流の部屋には陸海空の物流を表すジオラマがあって、これが時間と共に空の色が変わり、トラックや列車が走って面白~い。横で見ていたおじさんたち、「ずっと見てられますね」とすっかり気に入った様子。
なにやら激レアらしいガチャポンもあって、小さなこの博物館は意外な面白さ。

ここからプリンスホテルの横の坂を下れば品川駅。


駅を突っ切って港南口に出てみると、もう10年ほどは来たことがなかったので変わっていてびっくり。

コースはここから北へ向かって品川シーズンテラスなる芝浦水再生センターの上に建てられたビルを突っ切り、芝浦中央公園へ。
公園内では周辺で働く人たちが昼休みを過ごしていて

  
小さなバラ園はいい香り。

 
水処理施設の向こうを走る新幹線を眺めながら橋を渡り、東に方向転換すると

 
モノレールの高架があり、さらに行くとゆりかもめが通るループ橋が見えてくる。

ここまで歩いてきたら疲れたしお腹もすいた。すると橋のたもとに食堂があったので、もっとおしゃれな所でランチと思っていたが、急遽ここで休憩することにする。

  
その名も湾岸食堂は周りに何もないこの近くで働く人たちのためのまさに社食。
定食などあるこちらでループ橋を見ながら塩ラーメン、550円。安い。

ループのつながる先はレインボーブリッジ。

 その手前のビルからエレベーターで上がって橋を歩いて渡れるらしい。知らなかった。
このビルの入り口で警備員さんがなにやらスケートボードのような物を整理しているので思わず「これ、何ですか?」と聞くと、橋を自転車で渡る時に使うものとのこと。

 
橋は自転車での通行は禁止なので、これに前輪を乗せて押して歩くのだそうだ。

橋の下にある芝浦南ふ頭公園からレインボーブリッジを見上げる。

 
今日は天気がいまいちで、歩くのにはちょうど良かったがこの景色にはちょっと残念。
レインボーブリッジは今度、夜にでも歩いて渡ってみよう。

来た道を食堂まで戻り、そのまままっすぐ行って札の辻へ。

 
交差点から東京タワーを眺めて、高輪方面へ戻るとまだまだ新しいビルの工事中。
この前を通り、泉岳寺への交差点で折れれば出発点の高輪ゲートウェイ駅に無事到着。

 

ここまで9.4キロ、15,167歩。施設見学やお昼も入れて4時間かかり、ずっとコンクリートの上を歩いていたので思った以上に疲れた。

そして駅前の高輪ゲートウェイシティ。

 
中央にはなにやらカラフルな「アート」作品があり、両側の建物は完成しているが中の商業施設はまだほとんど開店していなくて、かろうじてブルーボトルコーヒーが営業しているぐらい。営業開始は秋になるらしい。

 
そこで最後は駅中のカフェでピスタチオジェラートのパフェで〆。

駅からハイキングは安上がりで、暇なシニアのボケ防止と運動にちょうどいい。
JRさん、ありがとう。


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