Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

25年春の台湾 10 台北のマイナー博物館

3月29日

今回、宿の部屋は表通りではなく、裏の市場に面している。

 朝だけ開くこの市場、夜の明ける前から音がし始める。

この宿に初めて泊まった時に見かけた葱餅の店、毎日は出ないらしくてその後は見なかったが、今日は久しぶりに出会えて、念願の朝ごはん。

 
葱と春雨がぎっしり詰まっているが、味はちょっと薄くて期待したほどではなかった。

今日は台北でも今まで行っていなかった所に行ってみようと、まずは地下鉄で台大医院駅へ。

 
駅前に広がるのは二二八和平公園。
その中の立派な建物が国立台湾博物館。

   
館内も広々として美しい。入場料30元がシニアは外国人も半額になる。

 2階のメイン展示室、最初の部屋が台湾の歴史関連だが、日本統治時代に多くのスペースが当てられていて

 
後藤新平が纏足を禁止した時の資料とか、昭和天皇が皇太子時代に台湾を訪れて八宝飯が気に入ったとか、面白くて読みふけってしまう。

その後は台湾原住民族に関することとか、動植物など自然関連とか

 
展示は多くはないが見せ方に工夫がある。

最上階はこの博物館自体の歴史に充てられていて

 
ここに後藤新平児玉源太郎銅像が並んでいるのには正直驚いた。この二人がこの博物館を1915年に開館させたからあるのだが、中国国民党時代には撤去されたものを2008年に戻したのだとか。
この階では他にも台湾の自然研究に尽力した日本人研究者たちが紹介されていて、台湾の方々は心が広いと嬉しくなった。

 二二八和平公園内にはその名の通りの紀念館や紀念碑があってガイドが解説をしていたりするが

 
緑豊か公園内には桜が咲いて、黒い台湾リスもちょろちょろしている。

公園を突っ切って出ると1919年に建てられた総統府が見え

 
その隣はこちらも立派な司法院。

さらに南下すると台北植物園に入るが、ここも予想外に広くて、今日はあいにくの曇り空だが、天気のいい日に来たらとても気持ちが良さそう。

   
園内には日本家屋も一軒あって、枯山水の庭が鶴亀になっている。日本人作庭家によるものだそうだが、なんだかあまり日本ぽくなくてかわいい。

植物園でもっと時間を取っても良かったが、小雨が降って来たし、今日の目的は他にある。

 
池の向こうに見える中国風の華やかな建物、これが国立歴史博物館。
入場料は80元で、ここもシニアは半額。ただし現在内部を改装中で、「見学できるものは少ないですが、それでもいいですか」と入る時に確認された。

入場してみると確かにがらんとしていて

 
見られたのは古代の青銅器と現代の水墨画ぐらい。こちら、名前は歴史博物館だが、内容は美術館のようだ。

 そのためかミュージアム・ショップが充実していて、ここは一見の価値あり。

このすぐ隣の丸い建物は国立台湾工芸研究発展中心とやら。

 
その先のこれも中国風の建物は国立芸術教育館だそうで、この周辺はちょっと上野公園の博物館エリアのよう。

博物館の前の道をまっすぐ東へ向かうと南門市場に着く。

 ここはもうずいぶん昔に一度来たことがあるが、しばらくビルの建て替えのために移転していて、2023年に新しくなったらしい。

 
市場内はすっかりきれいになって、野菜や魚など生鮮食品を売る店もあることはあるが

   
それよりお惣菜やちまき、お菓子などがおいしそうで、庶民の市場というよりちょっとグルメな観光客向け市場というところ。

 2階には今時誰が着るんだろうというような服を売る店が並んでいるが、ここはもちろんガラガラ。

 
その代わりその手前のフードコートは週末ということもあってか超満員。とても席を確保できそうにないので今日のお昼は下で買った千層饅頭をベンチで。饅頭には小豆餡、カスタード、チーズとタロイモ餡が入っているが、思ったよりだいぶあっさりした味。

市場の下には地下鉄駅があるので、次は市政府駅へ移動して駅直結の統一時代百貨へ。

 初日の空港でもらった5000元の icash、全然使いきれていなかったが、このデパートで使えるとのことなのでやってきた。

 
興味があるのはデパ地下だけ、だけれど、まるで日本に帰ってしまったみたい。

ここで無事に高額商品をゲット(何を買ったかはまたいずれ)して、

 今夜は部屋でデパ地下サラダディナー。


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