Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

東バルカン行きカタール航空&JL Cクラス

ブルガリアルーマニアに行ってきた。
隣同士とは言え、予想以上に違いがあっていろいろ面白かったが、まずは恒例、機内食と機内映画から。

今回利用したのはビジネスクラスが中国系を除けば一番安かったカタール航空
一昨年、ジョージアに行った時にも利用したが、現在はQ Suiteに乗ろうとすると成田に行かなければならない。

機材はB777-ER。今回も友人と二人旅だが、今回は窓際の一人席にしてみた。

 
自分は進行方向に背を向ける席になったが、離陸時以外はさほど違和感はない。

座席には前回とは違うデザインのアメニティーポーチが置かれているが

 
中は同じディプティークのクリーム類に靴下、アイマスク。

  
ブランケットはさらに厚いキルティングになり、パジャマとスリッパもグレードアップ、座席横の物入れにヘッドフォンとお水が入っている。

22時10分に出発して、1回目の食事は真夜中。
前菜はせっかくのカタールなのでアラビック・メッゼ。中央のビーツ入りホムスがおいしい。

 
メインはアラビックがないので和食っぽいタラの柚子照り焼きにしてみたが、魚はおいしいもののかかったソースは微妙、添えられたお吸い物は塩辛かった。

この食事をいただきながら珍しいブータン映画を鑑賞。

 The Monk and the Gun  「お坊さまと鉄砲」
2023年の映画で、日本でも公開されていたとは知らなかった。
前国王が直接統治をやめて民主主義に移行しようと初めて選挙を実施したことが背景になっていて、なにしろ田舎では民主主義や選挙はおろか、文字も読めない老人がたくさんいるので大変。候補者をわかりやすくするために赤と黄色に色分けしたら、「黄色は王様の色だから」と圧勝してしまったり、お坊さんの説教を同じ日にしたらたくさんの人が集まったり。
一応コメディーなのだが、えらいお坊さんが「銃が2丁必要だ」と言うのは何のためか、とちょっぴりサスペンス要素も。
ブータン映画もだいぶ進化してきた感じがする。

扉付きフルフラットとはいえなかなか寝付けず、映画をもう一本。

 Holy Punch
今度は2024年の韓国映画。こちらは日本では公開されていないようだがテレビドラマでよく見る悪役の3人が主役。やくざが逃げ込んだ先で神父やお坊さんになったら信者に大受け、というコメディーで気楽に見られる。
刑事役のチ・スンヒョンという役者さん、最近なぜか気に入っているのだ。

朝食はマンゴーとココナッツのスムージー、アボカドトーストをいただいて

 
11時間半でドーハ到着。

ドーハからブルガリアのソフィアまではA320で4時間半。

   
今回はアームにモニターが収納された座席で、靴下とアイマスクだけ入ったかわいいポーチも付いてきた。

成田線ではなかったアラビックコーヒーとデーツのサービスがあって、出発が7時半なので朝食の提供。

   
今度はチェリーのスムージーギリシャヨーグルト、チキンがとてもおいしかった。

帰路はルーマニアブカレストから、同じA320ながら新しい座席。

 
2席並びがちょっと窓側を向いていて、中距離にこの座席はとても快適。

17時過ぎの出発で4時間強のフライトなのでしっかりした夕食が出る。

 
ザリガニのサラダに、Qatari Chicken Jareeshというメニュー、小麦粒とスパイスの効いた鶏肉を長時間煮込む料理だそうで、これは珍しくておいしかった。

 デザートのピスタチオプリンは激甘だったけど。

これをいただきながら、また韓国映画

 I, the Executioner  「ベテラン 凶悪犯罪捜査班」
2015年の「ベテラン」という映画の続編だそうで、ファン・ジョンミン率いる刑事たちが私的制裁で殺人を繰り返す犯人を追い詰める話。かわいいチョン・へイン君がなかなかえぐい役をやっていて、なにより韓国の暴力シーンは半端ない。いくらスタントとはいえ、怪我しないのかと思わず心配してしまうほどの激しいアクションの連続。パワーがちがう。

ドーハから最後のフライトはカタールコードシェア日本航空の羽田行き。
JALビジネスクラスはずいぶん久しぶり、と楽しみにしていたけれど

   
機材はB787-9にSky Suite III。この座席、フルフラットになるけれど、座っている時にレッグレストがないのがちょっと不満。

 
座席にはこちょこちょこといろいろ置いてあって、アメニティーポーチにスマホスタンドと充電ケーブルが入っているのはかなり珍しい。しかもケーブルはライトニングとType Cの両方使えるようになっていて、これはいい。

しかしヘッドフォンはしょぼくて、昔はちゃんとノイズキャンセリングだったはずなのに、とちょっとショック。しかもモニターやコントローラーの動きも悪い。
ドーハを朝発って、日本の夜中に着く昼行便なので起きていたいが、エンタメの品揃えも中東系に比べると極端に少ない。

そんな中見始めたのはインド映画。最近ハリウッド映画は見たいものがなくて、ついこんなものを選んでしまう。

 Rocky Aur Rani Kii Prem Kahaani
2023年のランビール・シン、アーリア・バットという2大スター主演映画。
一応ラジャスタンの経営者一家 vs ベンガルのインテリ一家というストーリーはあるけれど、スター二人がめまぐるしく着替えて踊りまくるだけの典型的ボリウッド娯楽映画。ランビールの筋肉が見事でアーリアのえくぼがかわいいが、これだけ踊らなければならないインドのスターは大変だな、とつくづく思う。

朝食はラウンジで食べてきたので、と食事の時間をずらしてもらうとどうもサービスがぎこちなくて

 
ホムスアミューズとムタバルのサラダというアラブ系はまだ良かったが

 
メインの魚の一皿はアメリカの航空会社並みのお粗末な盛り付け。タルトタタンも名前が泣くような一皿で、これはカタールのケータリング会社のせいだろうか。

食事の後は見たいものもないので転がって本を読んで

 2度目の食事に「九州じゃんがら」とんこつ風味噌ラーメンを頼んだら、麺はインスタントのノンフライ麺ながら、スープが動物性原料は使っていないのにコクがあっておいしく、これには感心した。

 が、最後のアイスクリームがまたがっかり。

うっかり座席にお茶をこぼしてしまった時のCAの対応もいまいちで、日系はサービスこそ売りじゃなかったのか。
カタール航空に比較してなにかと見劣りしてしまう残念なJALになってしまった。


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