GW前に関西の国宝展を見に行ったのは以前に書いた通りだが、もちろんそれだけで帰って来たわけではない。
2025年4月20日~26日 関西の旅
4月20日
今回は朝7時半の飛行機に乗るので、武蔵小山から羽田空港へ直行するバスを初めて使ってみた。
すると朝5時なのにもう列ができていて、始発の時点で半分以上席が埋まり、途中の大井町を過ぎると満席になった。このバス、もうちょっと頻繁に出してくれればいいのに。
朝食を摂っていないのでラウンジで何か食べようと行ってみると
国内線ではおかきしかないとは、不覚。朝からアルコール類だけはふんだんに提供があるのはいまだにラウンジ利用者はおやじだけと思っているのだろうか。せめてパンの一つも置いていただきたいところ。
文句を言いつつJLの伊丹行きB767-300で1時間。

上空から大坂城を眺めて8時半に着陸。
次の但馬行きまでは乗り継ぎ時間が30分しかないので心配したが、幸いにもゲートはすぐ近くなので余裕で間に合い

バスで移動してかわいいATR42-600に乗り込む。
48人乗りの飛行機ながら搭乗率は4割ほど。キャンディーを一つもらって
山の谷間に集落が続くのを見るうち、

わずか30分の飛行でこうのとり但馬空港に到着。一日にJLが2便づつ飛ぶだけの小さな空港だ。
なので飛行機の時間に合わせて空港バスが待っていて、これで豊岡駅前まで15分。

さらに乗り換えて出石のバスターミナルに着いたのが10時40分。
小さな事務所内にコインロッカーがあったので大きな荷物を預け、外に出てみると
町のはずれで周りは閑散としている。
が、この町名物の蕎麦屋は何軒も見えて、その中でGoogleマップの評価の良さそうな店を選んで行ってみると

まだ開店準備中だったか、それでも常連のじいさまが一人、店内を仕切るのもおばあちゃんとおばちゃん。
ここでいただくのはもちろん出石名物の皿蕎麦。

コシのあるおそばをとろろと生卵でぺろりといただき、もう一枚追加しようかと考えているとおばちゃんがどこから来たかと聞くので「東京」と答えると「ええ?奥さんに教えなきゃ」とえらい驚きよう。奥さん=おばあちゃんがコーヒーを淹れてくれて、JICAにお勤めらしい自慢の娘さんの話など聞かされたが、東京から来る人間はそれほど少ないのだろうか。
楽しいお店を出たら、バスターミナルの後ろに見えた出石城跡へ。

出石城は1604年に建てられて明治まで続いた城だが、今は隅櫓が復元されているだけ。

それでも本丸より上にあったという稲荷神社まで上がると、眼下に瓦屋根の城下町が見えて気持ちいい。
このさらに上には戦国時代の山名氏の城跡があるらしいが、それはもう本格的なハイキングになるので山を降りて街中へ。
まず現れる辰鼓楼は明治の初めにできた時計台。

この近辺が一番賑わっている商店街で、日曜日のこの日は観光客がいっぱい。
その少し先に家老屋敷があるので中に入ってみると

中ではご家老が出迎えてくれる。
また少し歩いてあったのは「永楽館」という明治34年に建てられた芝居小屋。

昭和39年に閉館したものの、その後平成20年に復元再開したそうで
今は片岡愛之助が定期的に公演しているらしい。

舞台の上には楽屋があって昔の落書きがそのまま残っていたり

回り舞台の下の奈落も見えたり

役者のためのお風呂まで残るここは期待以上に面白かった。
街を歩けば趣きのある街並みが現役で

小さな町なのでぶらぶら歩くのにちょうどいい。
一回りして、バスの時間まで少しあるので、ターミナルの横の「かばんの館」を覗いてみた。

出石のある豊岡市が柳行李の伝統からカバン製造が盛んだとは、知らなかった。
皿蕎麦が食べたくて寄った出石は思った以上にいい所だった。
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