Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

25年春の関西 4 天橋立

4月22日

大西屋さんの朝食は個室で純和風旅館朝食。

 なぜかクロワッサンが一つ付いている。

車を出してもらって駅へ向かい、ローカル線で豊岡まで11分。

  

JR豊岡駅の端にひっそりあるのが京都丹後鉄道の宮豊線のりば。

   
まるで物置のような切符売り場で天橋立までの切符を求めると、駅員さんが説明書を見せて網野で乗り換えれば特急券が不要だと教えてくれる。が、ホームで待っていると

   
入線してきたたんごリレー号がきれいでかっこいい。そこで特急料金700円を払って、ガラガラの車内で悠々。

 やがて海が見えてきて1時間で天橋立 
駅らしからぬ外観の天橋立駅は構内に観光案内所やきれいな休憩所もあって使いやすい。

コインロッカーに荷物を預けたら定番観光に出発。

 
絵馬ならぬ絵扇子がかわいい知恩寺の境内を通り
  
 
観光船乗り場で傘松観光券を購入、1500円。片道観光船にケーブルカー、バス往復が付いてお得なのだ。

やがてお客さんでいっぱいの船がやって来て、折り返しですぐ乗船。

 
天橋立の砂洲を見ながら潮風に吹かれるのが気持ちいい~。
デッキでは外国人観光客がカモメに餌をやろうとしているが、ほとんどは大きなトンビにさらわれてしまう。
このデッキにいた日本人はたぶん自分一人。ここはどこだ。
 
やがて一の宮桟橋とその奥のケーブルカーが見えてきて、10分で到着。

 
船を降りたら籠神社を通り抜けて

 
ケーブルカーで傘松公園へ。 

公園駅で降りて展望台に出れば昇り龍。

 
ここももちろん外国人だらけだけれど、城崎が欧米人ばかりだったのにここはほとんど中華系。偏っているのがおもしろい。

この展望台には景色のいいレストランがあるけれど、その下のカフェでお手軽に

 
オイルサーディンバーガー。オイルサーディンは宮津の名産だそうだが、こちらの具は意外にもフライになっている。その分くせがないけれど、サーディンらしさは減ってしまったかも。

お昼を食べたらバスでくねくねと結構な山道を上がって成相寺へ。

   本堂には左甚五郎作の龍がいる。  
境内にはシャクナゲや名残の桜が見えて、最近復元されたらしい五重塔の先には展望台があるというので行ってみると


これは上がって来た甲斐があった。

 バスで公園駅まで降りたら帰りはリフトに乗って、桟橋から左手に歩いて行くと天橋立に入る。

 
一本道はきれいに整備されて、サイクリングする人が多いけれど松の中をゆっくり歩くのも気持ちがいい。


脇に入れば砂浜もあって

 
和泉式部が歌にしたという磯清水など過ぎると砂浜の向こうに宮津が見えて

 のんびり歩いて45分の終点には日本三景の碑があったが、これで3ヶ所制覇。 

 
最後は土産物屋をひやかし、カフェでチーズケーキなどいただいて

 
駅のお向かいの停留所から京都駅直行のバスで2時間20分。
今夜からは友人のアパートでお世話になる。


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