2月16日 続き
昼食後、アビドスで有名なセティ1世葬祭殿へ。


受付であるビジターセンターを出ると広大な広場、石畳の通路をまっすぐ行くと

柱や壁に浅浮彫のレリーフが見える建物に着く。
この建物は第18王朝2代目のセティ1世が建設を始め、その息子のラムセス2世が完成したというから3200年ほど前に造られたもの。


大きな列柱の間に高窓から光線が入り、照らされるレリーフも生き生きとしている。
建物の一角で案内された壁には一面にカルトゥーシュが刻まれ、ガイドの説明が不明瞭でしばし混乱、そのうち「ラムセス2世の100人を超える子供たちの名前だ」などと言い出すがそんなことはない、後で調べると初代(が誰になっているかが不明瞭)からラムセス2世までの歴代の王名だそうで、ただし「異端」のハトシェプスト、アクエンアテン、ツタンカーメンの名はないとか。

今回のエジプト人ガイド、人はいいのだが10年日本語を勉強しているという割にはあまり上手ではなく、要領もいまいち悪くて有能な我が添乗員をイラつかせていた(笑)。
建物の奥には7人の神様を祀る至聖所が横並びになっていて、この造りは珍しいらしい。





各聖所の内部に残るレリーフがカラフルで美しい。



もう一つ、ここで有名なのは大列柱室の高い所にある「ヘリコプター」。

現地ではガイドがポインターで示してくれたがどこがヘリコプターかわからず、後で写真を拡大してやっと「これか」とわかったが、これはもちろん象形文字の一部。よくぞこんなものを見つける人がいるものだ、とそちらに感心する。
人の少ないデンデラとアビドスはゆっくりと見られて期待以上だった。
来た道をルクソールまで戻るが

カイロやルクソールの市内ではほとんど見ないガラベーヤ姿のおやじたちがくつろいでいたり、緑の畑をロバの馬車が見られたり、田舎はのんびり。
陽が落ちる頃にルクソール空港を通り過ぎると



ルクソール神殿の参道には明かりがともり、ナイル川にはファルーカと呼ばれる帆船がいっぱい出ていて、アビドスからは3時間ちょっとでホテルに帰着。
今夜はホテルでビュッフェの夕食だけれど、ここのレストランはおいしい。



ケーキもきれいだけれど、やっぱりアラブ菓子でしょう。
3泊したルクソールも今夜で最後なので食後に庭に出てみると


川向うの王家の谷がライトアップされていた。
←人気ブログランキングへ一票、お願いします。