Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

春の伊豆 3 大沢温泉と寝姿山

3月26日 続き

雲見温泉を出る頃になってやっと雨がやみ、駿河湾の対岸もうっすら見えてきた。

たった一人で乗って来たバスは松崎が終点、ここで下田行きに乗り換える。

松崎町の那賀川沿いは桜並木になっているが、この辺りはまだ開花していない。

そんな中を10分走り、大沢温泉口という停留所で降りる。

天然温泉の矢印に従ってバス通りから脇に入ると

こちらの川沿いの桜はもうきれいに咲いていて、枝には桜まつりのちょうちんと俳句を書いた木札が下がっている。

この川を渡った先にはこじゃれた建物が見えて、これが日帰り温泉の看板も見える依田の庄。ところが玄関まで行ってみると、なんと本日定休日。平日はこれが面倒。

残念と思いつつ看板をよく見ると、この先にもう一つ「山の家」という野天風呂がある。グーグル先生によると徒歩15分、大きな荷物を抱えているので迷ったが、雨も上がったことだし、せっかくバスを降りたのだからと意を決して先まで行くことにした。

するとバス通りとは違ってこちらの桜はもうすっかり見ごろ。

花見をしながら緩やかな坂を上がって行くと

カーブを曲がった先に幟が見えて、小さな橋を渡った所に「山の家」があった。

玄関の脇には休憩所があるが、おばちゃんが玄関に出てきていたので入浴料600円をお支払い。左手の扉を開けるとすぐ目の前にお風呂への入り口があって、のれんの先はすぐ狭い脱衣場。

こちらの暖簾もくぐるとすぐ足元がお風呂だった。

 

浴槽は小さいが男湯との境にある仕切りの下からはボコボコとお湯がかけ流されていて、洗い場も細い管からお湯が出っぱなし。42℃のお湯は硫酸塩泉だそうだが、ごくごく飲めるほどの柔らかさ。ありがたいことに青空も少し覗いてきて、屋根の全くない野天が気持ちいい~。ここまで歩いてきて良かった!

この素敵なお風呂を独占させていただいて、湯上りでポカポカしながら来た道を戻る。

 
お休みの依田の庄の隣には旧依田邸という古いお屋敷があって、途中にはこの家の主の像もあったが、こちらも本日定休日。

次のバスまではまだ時間があるので、バス通りに戻って停留所一つ戻った「道の駅 花の三聖苑」まで歩いた。わずか10分ほどで着いてしまったが

なんと、こちらの道の駅も定休日。

が、周りにはかわいい建物が並んでいて

 これは明治6年に造られた小学校。

そしてもう一つの三聖会堂の前にはその三聖、土屋三余、依田佐二平、依田勉三の解説がある。いずれも江戸末期から明治の初めにこの土地の特に教育に尽力した人だそうで、佐二平の弟の勉三は北海道の十勝開拓をした人なのだそうだ。

裏手にはパワースポットだという山神社があり、その先の赤い橋がきれい。

 
お花見もできたし、大沢温泉、寄って大正解。

お昼のバスで下田に着き、コインロッカーに荷物を預けたらランチ。
マップで目を付けたカフェはまたもや定休日で振られたが、別のカフェを見つけて入店。

3種のサンドイッチは金目鯛のスモーク、中骨のグリル、水煮のマヨネーズ和えで、紅茶は下田紅茶と下田らしいお昼になった。

この頃にはすっかりお天気になったので、当初の予定では前日行くつもりだった寝姿山にロープウェイで行くことにした。

ロープウェイはHPの割引提示で往復1350円。

わずか3分30秒で着いてしまう。
ここから少し歩くとすぐに寝姿展望台。

やっと青い海が見えてうれしい。

さらに上って行くとあっという間に頂上の愛染堂に到着。

 
ご本尊の愛染明王は運慶作というが本当だろうか。

裏手から下田市街を見下ろし、黒船見張り所を見たら30分でロープウェイ乗り場に戻ってしまった。

 
桜など花が見られるかと期待していたが、あまり見られなかったのは残念。

バス停に戻って今夜の宿に向かおう。


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