3月26日 続き
寝姿山から下りたら下田のすぐ隣の蓮台寺へ移動。
鉄道の方が早くて安いのだが、ちょうどいい時間にバスがあったのでまた堂ヶ島行きに乗った。
降り立ったのは蓮台寺駅の一つ手前の河内温泉。


バス停の真ん前にあるのが今夜お世話になる「金谷旅館」。
看板に「日本一の総檜大浴場」とある、これを最近FBの温泉コミュニティで見て来ようと思い立ったのだ。
建物自体も昭和4年に造られたそうで、好みにぴったり。


到着した時には日帰り客が続々と来てフロントも忙しそうだったが、宿泊と伝えると前払いでチェックインをして、お兄さんが部屋まで案内してくれた。
館内に入ると古いピアノがあったり、休憩所のクラシックさも素敵。


客室への動線はちょっと複雑でぼーっとしていると迷子になる(実際この後なった)が、自分の部屋は大浴場の先、扉を開けて階段をちょっと降りたところ。
萩の間はこの宿で一番小さな6畳。ただし2方向に廊下があるので広く感じる。





部屋の奥には洗面台とウォシュレット付きトイレがあり、テレビも冷蔵庫も完備。
2階にもう一部屋あって、歩く音や話し声が聞こえるのは古い建物なので仕方ない。


窓も茶器もレトロで、こういうのが落ち着く。
さて、千人風呂と呼ばれる大浴場が売りの旅館ではあるが、夜の9時まで日帰りを受け付けているというので混んでいるだろう。そこでまずは宿泊者特典である貸切風呂へ行くことにした。
フロントで貸切の札をもらい、玄関の脇から一度外へ出る。


アールを描いているのは女風呂、その脇を通った先の建物に入ると扉が2つあって、ここに札を掛けて鍵をかける。
脱衣場はシンプルそのものだが、浴室に入ると、おお、これはいい!




湯口からそそがれる弱アルカリ性単純泉のお湯は42℃。3つに仕切られた浴槽内は41℃、39℃、38℃と微妙に温度が違う。高い天井を見上げながらぬる湯に浸かって、今回同行のラッコちゃんも気持ちよさそうだ。
大浴場の方は日帰り終了後の夜に行ってみた。
女性専用のお風呂は「万葉の湯」と名付けられているが、ちょうど出て行く人とすれ違って独占状態。
そしてこの浴室が素晴らしい。(浴室内の写真はネットから)

浴槽は4つに仕切られていて、半円の窓の下は32℃と水風呂状態。が、手前の小さい浴槽2つは41℃、その奥の細長くて深い浴槽は39℃。深い浴槽の縁は座れるようになっていて、肩までどっぷり浸かれて実に具合がいい。お湯はかけ流し、癖はないがつるすべで気持ちよく、ここは法師温泉にも負けない。
内湯に続いては小さな露天もあるが、こちらはぬるくて床もヌルついていたため、ちょっと覗いただけで内湯に戻った。
そして隣の千人風呂、こちらは混浴で、女性はタオル巻きOK、女湯からは鍵を持ってオートロックの扉を通って入るしっかりしたシステム。
夜は人声がしたのでの入れず、翌朝、誰もいなそうな時を狙ってちょっと覗いてみると

こちらは15mもあるプールのような浴槽がドーン。
確かにすごいが、女性用の万葉の湯の方が趣きがあって、わざわざタオルを巻いて入る必要はなさそう。
と、目当てのお風呂が期待以上で大満足だが、こちらの宿は一人泊だと素泊まりしかできない。
そこで下田で駅弁を仕入れてから行こうと思っていたのだが、午後に売店を覗くと残念ながらすべて売り切れ。駅前の食堂も木曜日は定休日でまたもや空振り。
仕方がないので下田駅近くの東急ストアで調達すると
こんな夕食になってしまった。
しかしおかげであの素晴らしいお風呂に入り放題で1泊10,030円と実にリーズナブル。
これは癖になりそうだ。
←人気ブログランキングへ一票、お願いします。