Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ペルー花の旅 8 ワラス夜散歩

5月11日 続き

珍しく早くホテルに戻れたので、滞在5日目にして初めてワラスの街歩きへ。

ホテルの脇の住宅が並ぶ道を歩いて行くと大通りに出て、その先をちょっと行くとたくさんの屋台が出ている。

 
覗くと豚の丸焼きとか串焼きとか、お肉ばかりだけれどおいしそう!

実はワラスの街に着いた晩から太鼓や笛の音が聞こえていて、これはお祭りの練習中だったとのこと。週末から本格的にお祭りが始まって、どうも1週間は続くらしい。

そんなわけで屋台を過ぎると

 こんなグループが道一杯に広がっている。

背の高い被り物に、顔にはマスク姿で、みんな楽しそう。

屋台の先にあるのが Iglesia la Soledad というこの町で一番の教会。

 
今日は月曜だけれど教会の周りは見物人でいっぱい。教会の入り口もいっぱいで中には入れない。
教会の前の広場では踊り子たちが横になっているけれど、これには何か象徴的な意味がありそう。

さらに周辺の道路にはカラフルな衣装のグループが次々にやってくる。太鼓と笛の音はちょっと日本のお囃子のようにも聞こえる。

 そうこうしているうちに日も落ちたので

教えられたスーパーに行ってみた。それほど大きな店ではないが

 
キヌアや豆類がいっぱい。キヌアは500gで350~400円ぐらい。日本だと1500円ぐらいするようなのでさすがに安い。

 
インスタントラーメンは南米に強いアジノモト一択。お醤油もいっぱい。

 そしてムキムキマンのラベルが怪しいこちら、アルガロビーナという木の実から採れるシロップで栄養満点のスーパーフード、特にスポーツマンにいいということでこんなラベルらしい。
ペルーはスーパーフードだらけ。

帰り道にも踊りのグループに遭遇。

 
子供もいっちょ前に衣装を着けてかわいい。

通り道に飲食店があったので値段をチェックしてみると

 
ファーストフードのフライドチキンのセットも、レストランのチキン4分の1も700円ぐらい。あまり安く感じないのは1ペルーソルが47円という円安のせいだろう。

 すっかり暗くなった道を戻ったが治安の心配はない。

今夜のホテルの夕食はスープとオムレツ。

やっぱり豚の丸焼きが食べたかった。


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ペルー花の旅 7 プヤ・ライモンディ

5月11日

本日は平常運転で8時にホテル出発。
連日ワラスの街から北にある空港方面へ行っていたが、今日は南へ下る。

途中、道路脇のリュウゼツランが開花しているということでしばしストップ。

 
リュウゼツランは開花まで何十年もかかり、咲くとこの個体は枯れてしまうとか。

ホテル出発から1時間半ほどで脇道へ入り、国立公園へのゲートに到着。

ここは地元の村民の管理らしく、入れるのは朝の7時から10時半の間、管理事務所の前ではちょっとした土産物なども売っている。

門を入ってもなだらかな道が続くが

やがて前方に雪山が見えてきた。

しばらく行くとパチャコト湖というちょっと大きめの池があって

水鳥が何種類もいるが、中にくちばしが真っ青のプナシマアジもいる。

門を入って一時間走った所にはインフォメーション・センターのような建物があるが現在は無人。

ここまでそれほど上がって来た感じはないが、ここで標高は4,130mとのこと。

 ここにあったトイレは今回の旅唯一のワイルドさだったが、注目はその脇にそびえるロケットのような植物。
これが本日の目的、プヤ・ライモンディ。ぺルーでもこの周辺と、あとはボリビアの高地で見られるだけの珍しい植物で絶滅危惧種なのだ。

この先に進むと緩やかな丘のあちらこちらに黒いロケットがたくさん見えてくる。

しばらく行ったらバスを降りて、歩きながらプヤ・ライモンディの観察。

近くで見られたこれはまだ若い株。葉っぱにはすごく鋭い歯が付いていて

  

これが枯れると下に垂れ下がるのだが、折り重なるので他の葉の跡が付いている。

小さな東屋のある所でバスは停まり、ここで自由行動。標高は4,750mあるが、高度順応した皆さん、当然のようにどんどん丘を上がって行く。

 
小さいのから大きいのまで、株はいろいろな段階のものが見られるが、中でも巨大な一株、下に立っている自分は160㎝なのでどれだけ大きいかわかるだろう。

これがさらに年齢を重ねるとロケットが倒れて、残った土台の部分は古タイヤのよう。

これはよく燃えるのだそうだ。

しかし我々が本当に見たかったのは今は真っ黒なロケットのように見える花序、これが花をつけている所。ガイドのアキラさんが写真を見せてくれたが


これは2024年のもの。この年は地元の人たちも見たことがないほど一斉に花が咲いてしまったそうで、プヤ・ライモンディが花を咲かせるのには40年から100年はかかるとのことなので、これからしばらくは花は見られないのではないだろうか。

この植物もリュウゼツラン同様、花が咲くと枯れてしまうので、今見ている黒いロケットは枯れた姿。

その中をよく見ると小さな小さな種がある。これがあの巨大なロケットになるのだから、それは何十年もかかるだろう。

この丘には他にもサボテンとか

アンデス高地の固有種というアンクシュというキク科の植物。

  

これはのどの薬になるのだとか。

しかしこれまでのようにたくさんの花を見ることはできなくて

  
地面にへばりついたような植物が多いのはそれだけ環境の厳しい所に、プヤ・ライモンディだけが順応しているのだろう。

この丘で遊んでいるうちに公園入口では晴れていた空がどんどん曇って来て、お昼を食べようとする頃にはこの旅で初めて雨が落ちてきた。
そこでランチはバスの中になったが

シェフが用意しれくれたキヌアの炒飯、これがすごくおいしい。作り方を聞くと普通の炒飯と変わらないのだが、すっかり気に入ってしまったのでキヌアを買って帰った。

昼食後はさらに奥へとバスを走らせ、崖の下で数千年前のものという壁画の見学。

 
しかしあまりよく見えない壁画よりも岩の間に咲く花の方に興味が行ってしまう。

この先、さらに標高を上げてパストルリ氷河を見に行くはずだったが

雨はみぞれに変わり、周りは霧で真っ白、フロントガラスにもシャーベットのように雪が付いてしまうのでここで引き返すことになった。

標高が下がると雪も雨もやみ

 あ、アルパカがいる。

白いのと茶色いの、しかし彼らは野生ではなく、ちゃんと飼い主がいるらしい。

 公園入口脇の教会を過ぎて、今日は早めの17時にホテルに帰還。


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ペルー花の旅 6 パロン湖

5月10日

ワラスの日の出は意外に遅くて、6時でもまだ日が上らない。

今日は遠出ということで、バナナパンケーキの朝食をいただいて、7時にはホテルを出発。

また昨日、一昨日と同じ道を行くが、今日はヤンガヌコ渓谷への分岐も過ぎ、カラスという町の先で山の中へ入って行く。

周りには畑が広がり、反対側の斜面に紫色が見えるのは何の花だろう。

 ホテル出発から3時間で公園入口到着。
ここで入域の手続きをしている間、暇なので周辺の花探し。



今日もまた渓谷の道を上がって行くと、ゲートから1時間で車道のどん詰まりに到着。

ここにはちゃんとトイレなどの施設があって、車もいっぱい来ている。
と言うのもここにあるパロン湖、標高4,200m、は地元民に人気の観光地だから。


ブランカ山群でも最大の氷河湖で、長さは3.7km、水深は最大75mあるのだそうだ。
しかも今日は日曜ということで

湖岸でくつろいだり、大勢でボートに乗ったりと、皆さん楽しそう。

湖の周りには遊歩道があるので、整備された左手の道をしばらくお散歩。ただしこの遊歩道で湖を一周することはできない。

湖岸にはオキ・マカの仲間が咲いていたり


ここでも熱心に花を探す一行。

途中、湖水の青色が岩に反射している所など見ながら戻るうちに雲も流れて

 正面の雪山もきれいに見えてきた。
真正面の三角形はその名もピラミデ山5,885m、その隣はチャクララジュ山6,112m。
その他にも周り中5,000m、6,000m級の山で囲まれている。

そんな中で今日もシェフ自らサーブしてくれるランチ。

 
本日はペルー料理を代表するポテトサラダ、カウサ、美しい。

昼食後は山を下りながらまた花探し。   
蘭も3種類ほど見つかり

 
ヤンガヌコ渓谷では葉が日に透けて赤く見えていたウィクヤの小さな花も見られた。

 
標高が下がるにつれて道端でみんなの目を捉えたのはツァクパという花。

 
大きな木にたくさん花をつけて、これは素通りできない。

寄り道が多いので帰りが遅くなると添乗員は焦るが、ふもとの村まで戻った所でガイドのお二人がこれはぜひ見せたい、とまたバスを停めた。

 
これはアツバキミガヨランと言ってリュウゼツランの一種らしく、見事に花が咲いているが珍しいらしい。

もう一つ、この近くで目に付いた球体の植物。

 
実はこれ、道中の電線にもいっぱい着いていてとても気になっていた。聞いてみるとエアプランツとのことで、やっとすっきり。

ホテルに帰り着くとまた20時になってしまったが、今日の夕食には特別な料理が出た。

 大豆かピーナッツのように見えるが、これはルピナスの種をセビーチェにしたこの地方の郷土料理、チョチョ。固ゆでの枝豆のような食感で癖はなく、セビーチェなのでさっぱりとおいしい。ただしこの種、野生のルピナスには毒性があり、これは食用に栽培されたものだがそれでも3,4日は水にさらしてから使うとか。

しかし帰国してから知ったが、最近はこのルピナスの種、欧米では大豆の代用品のスーパーフードとして扱われているらしい。
世界は広い。


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ペルー花の旅 5 ウルタ渓谷

5月9日

今日も朝からいいお天気。

朝食をいただいて、昨日と同じ8時に出発する。

 今日も空港方面へ進み、昨日のヤンガヌコ渓谷への道よりも手前、カルワスという町から山の方へ入って行く。

ホテル出発から2時間半で国立公園へのゲートに到着。

入域料は外国人は一日30ドル。

今日もまたつづら折りの道をひたすら上って、景色のいい所で一休み。

目の前に氷河の見える所だけれど、ここまで自転車で来る強者たちもいる。

この先、道はオリンピア峠のトンネルを抜ける。

 
抜けた先が本日の目的地、ここの標高が4,736m。

道の両側に湖が見え

 
大きいカンカラカ湖の水色のきれいなこと。

バスを降りたら早速花探し。

 
道端で目立つのは鮮やかな赤のヤワル・タイコという花だが、今日の本命はこれではない。

やがて「あった!」という声がして、みんなが集まったのがこちら。

 プカ・マカという標高4,300m以上の高地にしか自生しないペルー固有種で、これも昨日のオキ・マカと同様リンドウ科。
一つ見つかると次々に見つかって、みんなで斜面をよじ登ってプカ・マカ観察。

左はまだつぼみの固い若い株、一番右が満開になった状態。

  


もちろんプカ・マカ以外にも花が咲いている。



しばし花の撮影会を楽しんだら、駐車場に戻ってお昼。

今日はマスのセビーチェ、これがとてもおいしい。

食事中は雲が多かったが少し青空も覗いてきて、これが湖に映ると素晴らしい景色。

  湖畔では地元の人たちもピクニック。 
音楽に合わせて踊る女の子を撮影している人などもいて、これはTikTokにでも上げるのだろう。

さらにプカ・マカを探すと山も見えてきた。

 
花の向こうに見える三角に尖った山はチュピカルキ山、6,354m。

トンネルをくぐって来た道を戻ると天気はますますよくなった。  プカ・マカを見つけるとバスを停めて

飽きずに撮影。

山道を下って、こちらは背の高いニコティア・ティルフローラという変わった花。

  
他にもいろいろな花が見られて、今日も大満足。

 帰路には赤く染まる雲を見て18時にはホテルに帰還。

本日の夕食はキヌアの粒粒が入ったスープにチキン。

 チョコレートケーキ付。


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ペルー花の旅 4 ヤンガヌコ渓谷

5月8日

時差ボケか、早くに目が覚めるとパンを焼くにおいがして、7時からの朝食に5階へ上がると用意ができている。

 
ピタのような平焼きパンにたっぷりのフルーツとスクランブルエッグ。ジュースはちゃんと生絞りのミカンジュース、ペルーではフレッシュジュースが当たり前らしい。

 出かける前に渡されるのはおやつの入った袋。これは毎日中身が変わって、ありがたや。

8時に玄関前に集合し、大きな地図の前で本日の行先を確認したらバス1台で出発。
ワラスはネグラ山群とブランカ山群の間の渓谷を走る幹線道路上にあるのだが、この幹線から所々山の中に入って行く脇道がある、今日はそのうちの一つ、ヤンガヌコ渓谷へ行くのだ。

昨日到着した空港方面へ走るうち、起きた時には雲の多かった空がどんどん晴れてきて、山が良く見えるからと1時間で最初のトイレ休憩。

マリア様の向こうに見えるのがすっかりなじみになったワスカラン、周りには黄色いエニシダがいっぱい。
トイレを借りた売店の前になにやら干されているので聞いてみると、これはアマランサス。

これのポン菓子を固めたものは粟おこしにそっくり。

 やがて幹線から脇道に入ると前方に山の切れ目が見えて、これが目指すヤンガヌコ渓谷。
ホテル出発から2時間半で国立公園の入り口に到着。

ここで入域手続きをしている間、ガイドのサヤカさんが売店でとうもろこしを買ってきたので味見をさせてもらうと、大きな粒はモチモチして甘みはない。が、このモチモチは癖になるおいしさで、ペルー人は日本の甘いコーンよりこちらが好きなのだそうだ。

やがて見えてきたのは鮮やかなエメラルドグリーンのチナンコチャ湖(女湖)。

  その先にはこちらは浅くてそれほど鮮やかに見えないオルコンチャ湖(男湖)があるが、この2つは元は一つだったものが土砂崩れで2つに分かれてしまったのだとか。

車窓に迫る岩壁には所々滝が見え、鮮やかな赤色は花ならぬウェクヤという植物の葉。

 
と、岩の上に動物がいる、と急停車。 

 ウサギのようなこれ、ピスカーチャというチンチラの仲間だそうで、バスがすぐ脇に停まっても微動だにしないのは朝の日向ぼっこ中だからだろうか。

この辺りからバスはつづら折りをグングン上がって、本日の最高所、標高4600mで停まって車を降りるとまさに絶景。

 

左手に見えるのがワスカランで、最高所はヒサオさんの指さす北峰の6,768m。
右手に見える尖った山はワンドイ峰、6,356m。

 
その間には2つに分かれた湖が見え、上がって来たつづら折りも見える。

今日は最高の天気で風もなく、この標高でもコットンシャツで十分な温かさ。
ということで、車道からちょっと脇道に入って、平らな所でランチ。

今日も、というか、実はこの後も毎日シェフが同行してくれて、盛り付けにまで凝ったランチを提供してくれた。本日はチキンと野菜の煮込みに、サイドのさつまいもがおいしい。

何よりこの絶景の中で食べるのだから、これ以上に贅沢なランチがあろうか。

さて、ここまでやって来たのはランチを食べるためばかりではなく、ツアーのテーマである花を見るため。
そして本日のメインはここでしか見られないらしいオキ・マカというリンドウ科の花。

 
淡い紫色でとてもきれい。

他にもペルーならではの花がいっぱい。

   
つくしのように見えるのもよく見ると小さな花。

この辺りには野生のルピナスもいっぱい咲いていて

現地の人は背の高い花を男花、低い方を女花と呼ぶそうだが、実際は雌雄ではなく、種類が違うらしい。

所々で花を探しながら標高を下げ


湖の近くまで下りてくるとランも何種類か見られた。

植物好きの一行なのでみんな写真を撮りまくり、おかげでホテルに帰り着いたのは20時になってしまったが、一同大満足。

すぐに夕食になって、本日のメインは野菜のラザーニャ。

 デザートにクレープまでいただいて、ごちそうさま。


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四街道でパキスタン料理@「チャシニ」

わが実家の近所、四街道、佐倉には以前から南アジアからの出稼ぎ者が多いのだが、最近になって急にその人たちのための飲食店が増えて面白いことになって来た。

中でごく最近できたらしい店があるとの情報を仕入れ、カレー好きの弟と95歳の父親を連れて偵察に行ってきた。

探し当てた店は東関道の四街道インターからすぐの場所にあるこちら。

「チャシニ レストラン」

以前はパチンコ屋だったところが改装されたようで、夜に通ると電飾でギラギラ、ものすごく怪しい(笑)が昼間に見ると意外におとなしい。

正面から入ると中はそこそこの広さ。

右手の一段高くなったカウンターの向こうが厨房で、ガラス越しに何人も浅黒い料理人たちが見える。

出迎えてくれたホール係のお兄さん、口コミでは日本語が通じないとのことだったが、ちょっと英語交じりになりつつ、ちゃんと日本語で応対してくれる。
メニューもHPは英語しかない(!)が、店では写真入りで日本語もあり。説明はないがエスニック好きならそれほど問題はないはず。

そこでまずはこれはちょっと珍しい、ダヒ・ポリを注文。

 ダヒはヨーグルト、ポリはプーリで、これはインドではパニプリとかゴールガッパと呼ばれるスナックとほぼ同じもの。インドで食べたものは酸っぱい汁が入っていたけれど、これはヨーグルトと甘いソースが入っていておいしい。95歳の年寄りは「なんだ、これは?」と言いつついくつも食べていたのは気に入ったらしい。

メインで注文したのはマトン・ビリヤニとカレーのセット。

 空いているスペースにはサラダも乗って来て、ナンも大きい。ビリヤニはスパイスが効いてピリ辛、カレーの方が辛くないが大きなお肉が入って食べ応え十分。

もう一つカブリプラオを頼むとこちらもまずはサラダが来て、

 やって来たお皿がど迫力。
ニンジンに隠れているマトンの骨付き肉が巨大で、しかもちょっとつついただけで骨からするりと取れる。こちらのご飯にはレーズンが入っていて甘く、ビリヤニと交互に食べてちょうどいいかも。どちらもすごくおいしい。

 食後には甘いハルワのサービスもあって、辛いのを食べた後の弟はペロリ。

弟も95歳もこちらの味は気に入ったようで良く食べたが、3人で食べてもこの2皿はとても食べきれず、当然のごとくドギーバッグ。
しかしどの料理もおいしくて、ここは老舗の「サダフ」以上かも。

食後のお勘定はこちら、と小さな礼拝室の脇を通って奥へ行くと、そちらにはかなりの広さのスーパーがあって、レジにはオーナーらしき日本語堪能なおじさんが二人。

 
スーパーの品揃えも充実していて、これは新大久保にも負けない。オレンジの花のジャムとか、ノンアルコールのモルト飲料とか、見たことのないものもいっぱい。

レジの前には今がシーズンのパキスタン産マンゴーの箱が積まれていて、香りをかがせてもらうともうたまらん。最初は箱売りと言っていたが、さすがに11個も買えないというと2つ以上ならOK、ということで3つ買って帰ったが、これが甘くてめちゃくちゃおいしかった。
お店の人たちもみんなとても気分良く、ここは絶対にまた来る!

急行電車も停まらない京成臼井駅まで行くと、徒歩10分以内にサダフから独立した人が始めたらしいこれもパキスタン料理屋と充実したハラルスーパー、さらにアフガニスタン人のピザ屋に、モーリシャス人のグリルもできた。
後の2軒はこれから探検予定、実家に帰る楽しみができた。


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「ヘラルボニー」と「アンドリュー・ワイエス」

以前から気になっていた知的障害者アートの「ヘラルボニー」、「アート・プライズ2026」の展示があるというので出かけてみた。

場所は大手町の三井住友銀行東館。

  

1階ロビーが壁で仕切られ、受賞作品がたくさん掛けられている。
魅力的な作品が多いので聞いてみると撮影OK、ということで喜んで写真を撮らせていただいた。

なぜ写真を撮りたかったかと言うと遠目で大胆に見える絵が近づいてみるととてつもなく細かく描かれていることがわかるから。
中でも一番好きだったのはこれ ↓

細かい模様がよく見ると家だったり、動物だったりですごくかわいい。

こちらも地の模様が近くで見ると商品写真を並べた物。

細かさに感動して接写してしまうけれど、全体の構図や色合いも素敵なものばかり。

絵具を使ったものばかりではなく刺し子や切り絵もあり

  

ビーズで毎日の食事を表しているというこの作品も楽しい。

この会社のことはしばらく前にテレビで知ったが、JLでもらったアメニティポーチも気に入っている。

 会社の方針が障害者支援ではなく、作家のプロデュースという姿勢がなによりいい。
この展示はもう終わってしまったけれど、銀座にギャラリーとショップがあるらしいので、今度また行ってみよう。

大手町からは上野に移動して東京都美術館へ。

 
こちらで開催中の「アンドリュー・ワイエス」展、地味な作家だから空いているだろうと思ったら、平日というのにチケットに長蛇の列ができていて仰天。若い人も結構多くて、こんなに人気のある作家だったの?

ワイエスのことは実はそれほどよくは知らなくて、ただ田舎の静かな風景を描いたテンペラ画がアメリカ人作家としては独特で魅力的だと思っていた。
が、展示されていた経歴を読んでみるとかなり若い頃から水彩画が評価されていたと知り、今回の展覧会も水彩画が圧倒的に多いのだが、水彩でここまで表現できるのか、とひたすら感心してしまった。
20代の初期から晩年まで作風もほとんど変わらず、ぶれない人だったのだろうな。

3フロアに渡る展示のうち、最上階のみは撮影可能。

 
この会場には窓が一つ作られていて、これがいい。

というのもワイエスの絵には窓がよく登場し、これが印象的だから。
展覧会のタイトルも実は「Boundaries or Windows」。家という境界の内と外ということだろう。

期待以上だった展示に満足してショップに出ると

 いかにもアメリカなお菓子が並んでいて笑う。他の来場者がもらした通り「高~い!」ので買わなかったけれど。

最後は上野でピーターラビットのエキタグスタンプラリーを開催中だったので、無料で入れるところを探し回る。

 しかし5つ集めて買い物をすればもらえるはずだったキーホルダーは「もうなくなりました」と空振りだったのが無念。

それにしても、ピーターラビットはかわいいけれど、こうなったらもう「エキタグ」じゃないよね。


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