4月11日
今朝の朝食は前日に仕入れておいた洪端珍のサンドイッチ。

ふわふわの薄いパン4枚の間に3層の具が挟まったサンドイッチ、ハム、チーズ、薄焼き卵の満漢もいいけど、ピーナッツバターの間にチーズが入ったのが意外だけどおいしい。
ホテルでさっと食べて、7時前に出発。
大通り沿いにはバス会社がいくつも並んでいるが、やって来たのは南投客運。

今日はこれから日月潭へ行くのだが、週末で混むかもと早めに到着。切符はKK Dayであらかじめ買ってあるので受付でQRコードを見せると番号札を渡された。

出発時間が近づいたらこの番号順に並んで、座席は好きな所に座るシステム、なかなか合理的。出発して高鐵台中に寄るとほぼ満席になったが、乗車客数はこれで管理しているのだろう。日月潭行きは思ったより頻繁にあるので週末でも座れないことはなさそう。
乗車時間は1時間40分。
途中、こんな所に?と思うような田舎にパネトーネ世界一の店があったり


こんな山の中?と思う所にある国立大学に寄ったりしながら
日月潭のバスターミナルに到着。
この前の道を少し戻って右に折れると遊覧船会社の受付があり、階段を降りると船着き場がある。


屋根から馬が飛び出している船に乗って待つことしばし、時間が決まっているようないないような、適当にお客さんが乗り込んだら出航。
台湾最大の湖という日月潭は標高748mにあるがじっとしていると暑い。
出発地の水社を後にすると風が気持ちいい~。


途中に見えるほんの小さな島は拉魯島。原住民の聖地で、もっと大きな島だったが日本統治時代にできたダムのためにこんなに小さくなってしまったとか。
これを過ぎて停泊するのは玄光寺。他の船からは続々とお客さんが降りているが、ここにはツアーで来る中高年が多い様子。



埠頭からは目の前の急階段を上がってしまったが、脇にはもっと緩い階段もある。これを上がった所にあるのが玄光寺。
このお寺、1955年に建てられた新しいものだが、ここに第二次大戦中、南京から日本軍がかっぱらった玄奘三蔵の遺骨の一部が返還されて収められたのだとか。今はこの上に玄奘寺というもっと大きな寺が作られてそちらに遺骨は移されたそうだが、日本軍のやらかしたことといい、時代を考えると共産中国に返すわけにはいかなかったのだろうこととか、解説文を読みふけってしまった。


このお寺のある場所から左手の大きな部分が日、右手が月になるそうで、右手には統治時代に作られたダムも見える。
帰りは緩い方の階段を降りると、小さな売店の前に行列ができている。

ここは台湾中で見る茶葉蛋の有名店だそうで、見ていると皆さん結構な数を買って行く。行列はどんどん進むので自分も一つ買ってみると、看板店主のおばさまににっこりされた。おいしいけれど、コンビニで買うものとの違いが自分にはわからず。
玄光寺からの船は同じ会社ならどれに乗ってもいいらしく、また適当に出発。
山の上に見えるのが玄奘寺、さらに上には慈恩塔が見えるが、そちらにはバスで行けるらしい。


船は岬を回って水社の対面にある伊達邵に到着。


こちらの方が観光地っぽい店が多くにぎわい、貸自転車屋もいっぱい。
というのも日月潭はサイクリングが人気で、欧米人などはバスを降りた途端に自転車屋に直行している。乗っている人も見ると今は電動が多くて、ほとんど漕ぐ必要もなさそう。


湖岸にはなるほどよく整備された自転車道が伸びていて、自分はここを歩いて向こうに見える丸い建物を目指す。


湖面には魚獲りの網だろう、面白い小屋が浮かんでいる。
目指した丸い建物はロープウェイ乗り場。だけれど、なぜか入口には赤い鳥居。



ゴンドラは8人乗り、全長1.87㎞で8分だそうだが、結構乗りでがある感じ。
ここが最高所だろう、乾期なのか湖の端はかなり湖底が露出している。
と、もうすぐ終点かと思ったらなんと、ゴンドラはどんどん下に降りて行く。

勝手にロープウェイは一番高い所から湖を見るためのものと思い込んでいたが、湖の全体像を見るなら船から見えた玄奘寺や慈恩塔に行く方が良かったらしい。
ロープウェイの終点にあるのは九族文化村。


ここに入るつもりはなかったのだが、湖は見えないし入り口の高楼は立派、この先にもまた別のロープウェイが続いているので予定変更。入場料はすでに支払い済みのロープウェイ料金は引き、さらにシニア割引もあって+110元だった。
ゲートを入ってすぐに園内ロープウェイ乗り場があるので乗り込むと


下には台湾原住民の家やイベントスペースも見えるが人影はほとんどなく、途中駅もない。山をどんどん下って行くと


スペイン風の教会やらマヤ遺跡の間をジェットコースターが通るシュールな景色。
降りた先にもマヤ風の門が続いて


その先は遊園地で中学生ぐらいの子供たちがいっぱい。
これはとんだ場違いな所に来てしまった、とあわててロープウェイに戻った。
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