5月16日
早朝4時20分、まだ真っ暗なメキシコシティに到着。
今夜には東京行きの飛行機に乗るのだが、入国して荷物もピックアップ、出ると日本人ガイドと車が待っていてくれた。
今回のツアーにはこの乗り継ぎの間に市内ホテルが用意されていて、離団した我々にも送迎付きで手配してくれたのだ。さすが、お高いツアーだっただけのことはある。
手配されていたのは市内中心部の Plaza Florencia Hotel。

朝食もOKというので、いかにもメキシコらしいものをいただき、機内では寝られなかったので部屋で3時間ほど眠った。
その後、せっかくのメキシコなので活動開始。
ホテルから徒歩10分ほどの独立記念塔からメトロバスに乗車。

昨年メキシコに来た時に買ったメトロカードにはクレジットカードでもチャージができ、二人なら乗車時に2回タッチすればOKと使い勝手がいい。
やって来たのはチャプルテペック公園。
昨年はこの公園の広大さに泣かされた(笑)が、今回の目的地は門を入ってすぐにあるので問題なし。
昨年は入らなかった近代美術館。
土曜日のためかチケット売り場には行列ができていて館内も盛況、こんなに人気のある美術館とは知らなかった。
建物の造りもなかなか面白く


特に2階はゆったりしている。
最初に入った部屋ではレメディオス・バロという女流画家の特集展示。

初めて知ったこの画家の絵、ちょっと童話っぽくてとても面白い。
スペイン生まれのシュールレアリストで、第二次大戦を逃れてメキシコに住み着いたのだそうだ。
ところでこの美術館に来たのはここにフリーダ・カーロの代表作の一つがあるから。
その特別室は小さくて、やはり人気なので行列ができている。



「二人のフリーダ」、よく見ると右手のフリーダはディエゴ・リベラの肖像を持っていて、二人の関係を知っていると泣かされる。
この美術館所有のフリーダはこの一枚だけと承知していたが、なんともラッキーなことに訪問時、ちょうどフリーダの絵を多く所蔵しているゲルマン・コレクションの特別展が開催されていたのだ。


コレクションをしたのはやはり第二次大戦時にヨーロッパからメキシコに移住した映画プロデューサーのジャック・ゲルマンと奥さんのナターシャ。
フリーダの他にディエゴやその他のメキシコ人画家たちの絵が集められているが



やっぱりこの人の肖像に引き付けられてしまう。
この展覧会に遭遇したのはまったくの偶然、美術館が盛況だったのもこのせいかもしれないが、フリーダに呼ばれたか、来て良かった!
美術館を出たら公園内をちょっとだけ散歩。


園内には頭にサルのぬいぐるみをのっけた人がいっぱい。そこいら中で売っているこのぬいぐるみ、口から水が出るようになっていて人気らしい。
再びメトロバスに乗って、次は旧市街中心部のアラメダ公園へ。
フリーダの次はディエゴ・リベラ壁画館。
昨年のメキシコ以来、リベラにもとても興味が湧いたので来てみたが、ここは「アラメダ公園の日曜の午後の夢」という一枚の絵だけのための美術館。

大地震で倒壊したホテルにあったものを移設したそうだが、大勢の人物で覆われた画面は迫力満点。



描かれている人の多くはメキシコの有名人だそうで、説明を見ながら確認するのも面白い。ディエゴ本人も子供の姿でフリーダと一緒にいる。
アラメダ公園を突っ切ったらベシャス・アルテス大劇場の中をちょっと覗き




立派な建物の並ぶ繁華街をまっすぐ行く。
昨年来ておいしかったレストランにまた来てみると、なんとまったく同じテーブルに案内された。


撮っている写真までまったく同じ(笑)。

店名にあるポソーレというスープ、今回は赤いのを頼むと、白があっさりとした塩味だったのに対して今回はちょっとピリ辛で濃厚。そして友人がトラジューダと言う料理を選ぶと、これがびっくりの巨大さ。パリパリと薄いトルティーヤの上に豆のペーストやミートソース、チーズ、アボカドが乗って、二人で頑張っても半分も食べられなかった。
日本では決してお目にかかれない料理に出会えるから旅行は楽しい。
食後、また来た道を戻ると、劇場の前もアラメダ公園の中も若い子たちでいっぱい。



見るとトレーディングカードやフィギュアが売られていてものすごい熱気。
メキシコにもこんなにオタクがいたのか。
ホテルに戻り、シャワーを浴びてさっぱりしたら約束の時間にきっちり来てくれた車で空港へ。




往路には時間がなくて寄れなかったアエロメヒコのラウンジに行くと、去年とは少し内装が変わって提供される料理も増えていたが、リマのラタム・ラウンジが良すぎたのでかなり見劣りする。
が、遅くお昼を食べたので食欲もなく、プリンをもらっただけで東京行きに搭乗。
夜22:15に出発した帰路はモンテレイ経由、2時間も機内待機があったので長かったが、5月18日の早朝に無事成田到着。
これまではあまり興味がなく目が向かなかった南米だが、去年のメキシコ、今回のペルーと楽しくて、これはちょっとはまったかもしれない。
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